【ファンキー通信 昭和編】モガ風メイクで変身してみました

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 「モダンガール」とは、大正末期〜昭和初期にかけて流行したファッションスタイルの女性のこと。丈の短いローウエストのスカートにハイヒールなどを合わせ、濃い口紅に同じく濃いアイメイクが特徴的。現代のように洗練されたスタイルではないのですが、その“アカ抜けなさ”が今見ると新鮮でイイんです。むしろ、先鋭的ってカンジ?

 「アタシもモガになりたい!」――突如頭に浮かんだ野望に、居ても立ってもいられなくなってしまった筆者。クローゼットからレトロチックなブラウスを引っぱり出したまでは良かったのですが、メイクをどうすればいいのかわからない。一歩間違えると、黒●徹子みたいになっちゃいそうだし・・・。そこで、急遽ヘアメイクアーティストのHさんを呼んで、“即席モガメイク講座”を開いていただきました!!

 各パーツのポイントは、以下の通り。

【アイメイク】
モガメイクの“肝”となる、ダブルラインを引く。まず眼球の上にある骨に沿って茶色のアイライナーで雑巾の縫い目のように点で引くと、ウマく形が作れる。その後、黒のアイライナーで点をつぶすようになぞり、アイシャドウでぼかす。目の下にもアイラインを引き、目尻で上のアイラインとつなげる。目頭にも黒のアイライナーで“くの字”に入れる。

※今回、筆者はまつ毛のエクステをしているのでマスカラしかつけていませんが、自まつ毛の方は「つけまつ毛」をすることをオススメします。

【リップ】
実際の唇よりもやや太めになるようにラインをとる。口紅の色はマットな質感の“赤”をこってりと塗る。

【その他】
“眉は濃く、太く!”がモガメイクの鉄則。眉頭あたりから鼻先まで、茶色いパウダーでノーズシャドウを入れる。チークは濃い目で!

【ヘア】
左右どっちかにボリュームを出し、他をタイトにまとめるとアラ不思議! モガ風ヘアの出来上がり♪

 全体としてのポイントは、やっぱり「ダブルライン」。最初はウマく引けないかもしれませんが、コツさえつかんでしまえば大丈夫! それよりも、注意すべきは「ノーズシャドウ」です。自分で入れてるウチに加減がわからくなって、気づけば「宝塚風メイク」になっている・・・なんてことも(経験談)。目指すは「モガ」です。「ヅカジェンヌ」じゃありません!! (玉乃雫/verb)