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 ボクシング元WBC世界スーパーライト級王者で、帝拳ジム代表の浜田剛史氏(65)が会長を務める、プロボクシング世界チャンピオン会の親睦会が2日、都内のホテルで行われた。日本選手初の世界2階級制覇を果たしたファイティング原田氏、元WBA&WBC世界ジュニアライト級(現スーパーフェザー級)王者の沼田義明氏ら53人の男女元世界王者が参加した。

 同会では今年で世界王座獲得50周年となる、WBA世界ジュニアフライ級(現ライトフライ級)王座を13度防衛した“カンムリワシ”こと具志堅用高(70)さんの表彰も行われた。1976年10月10日にホワン・グスマンに7回KO勝ちし、世界王者となった具志堅氏は「あっという間の50年だった。日本、沖縄のために頑張ろうという思いだった」と回顧。続けて「負けたら沖縄に帰れないと思っていたが、自分の勝利で沖縄が元気になって“ありがとう”と言ってもらえたことがうれしかった」と涙を浮かべながら快挙を振り返った。

 米老舗専門誌「ザ・リング」が選定するパウンド・フォー・パウンド(全階級を通じた最強ランキング)で1位に君臨する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)にも言及。「今は井上尚弥というスーパーチャンピオンがボクシング界を引っ張っている。世界ナンバーワンになった、ということを誇りに思いボクシング界を応援していきたい」。防衛13度の自身の日本記録を超える、後輩の台頭を期待した上で「日本のボクシング界はまだまだ発展する。これからもたくさんの王者が誕生することを応援したいし、いろいろとアドバイスできることはしたい」と話した。

 また26年国際ボクシング殿堂入りを果たし、男女を通じて日本選手初の世界5階級制覇を果たした藤岡奈穂子さん(50)の表彰も行われた。現役時代に所属していたジムの元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二会長から花束を贈られると「“日本初”というものをつくれたことが誇り。子どもたちに夢を与えられたことはうれしい」と笑みを広げた。

 現在は順大大学院の2年生としてスポーツ健康科学研究科に在学中で「プロボクシングに研究が入り込むことは今までなかったと思う。いろいろ研究して、エビデンスがとれたら。女子ボクシング界を盛り上げていけたら」と話した。