ロッテ新球場はドーム!千葉市&イオンモールと協定 屋内型方針、34年開場目標 事業費1000億円超
東京湾からの強風と潮の香りが名物だったZOZOマリンスタジアム。ロッテの新たな本拠地となる新球場は、密閉型の屋内式ドーム球場として建設する方針を検討していくことが決まった。
千葉市と株式会社千葉ロッテマリーンズ、イオンモール株式会社の三者が2日、千葉市役所で記者会見を行い、「千葉マリンスタジアム再構築基本計画策定に係る協定書」を締結したことを発表。
現在の本拠地ZOZOマリンスタジアムは1990年に開場。老朽化などにより新球場建設が検討されてきたが、ドーム球場の建設を目指して来年3月までに基本計画を策定することが決まった。
新球場は近隣の幕張メッセ駐車場に建設予定。JR幕張豊砂駅から約500メートルの距離だ。当初は屋外型の球場を想定したが、市民の意見やロッテ側の要望もあって屋内型(ドーム化)に。
事業費は屋根なしの場合は約600億円だったが、ドーム化で1000億円超となる。この約400億円の追加分をロッテなど民間企業が負担する見込みだ。資材高騰などでコストが増大する可能性もある。
会見に出席したロッテの玉塚元一オーナー代行は、選手の声なども反映した上でドーム化を要望したとし「市民を含めたファン、プレーヤーにとって本当に魅力的な施設にするには、近年の激しい気候変動などを踏まえるとドーム化は避けられない。本日の三者協定の締結でようやく具体的に着手できる体制が整った」と話した。
ドーム化は開閉式ではなく屋根の密閉された固定式が有力。千葉市の神谷俊一市長は「開閉式は相当コストがかかることが想定される。コスト面で実現性が高いのは固定式」とした。開場は2034年を目標にしている。
☆新球場建設の経過☆
▼25年5月上旬 老朽化などを理由に、ZOZOマリンスタジアムから新球場への移転が検討されていることが明らかに。
▼25年5月22日 千葉市が新球場の基本構想の骨子を発表。ドーム化は検討したものの屋外型とし、34年の開業を目指す。概算事業費は約650億円。
▼25年9月4日 千葉市が近隣の幕張メッセ駐車場に移転する新球場の基本構想を公表。市民から公募したパブリックコメントも明かし、ドーム化を求める声が多数寄せられる。
▼25年10月末 ロッテ側が千葉市に、新球場を屋内型(ドーム)とすることを要請。
▼25年11月20日 神谷俊一市長が、ロッテ側の要請を受け新球場のドーム化を再検討すると表明。
