【びわこボート G2秩父宮妃記念杯】中村日向がV エンジン出しのうまさを見せつけた
ボートレースびわこG2「第70回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」優勝戦が25日、最終日の12Rで争われ、3号艇の中村日向(27=香川)が3コースから絶妙のタイミングでツケマイ。そのまま攻め切って初のG2タイトルをつかんだ。びわこでは初優勝。インから残して2コースから差し迫った金子拓矢を2Mで差し返した岩瀬裕亮は2着で連覇はならなかった。
序盤の勢いは屈指だった男が最終的に優勝を飾ることになった。中村は初日前半戦を3号艇で豪快に捲って白星発進。その勝ちっぷりは持ち味の豪快な攻めに加えて、エンジンパワーもトップレベルであることを告げていた。そして、優勝戦でも3号艇で本領を発揮。捲りで始まり、捲りで締めるという、琵琶湖ブルーをホットなレッドに染める刺激的なシリーズとした。
「スタートして気持ちが悪かったけど、(スタートが)入っていると思って、行く気で行かせてもらいました」
優勝戦は5号艇の竹井貴史がFとなったが、迷うことなく攻めて行ったことで優勝をたぐり寄せることができた。
「優勝戦前に、いい調整ができましたね。自信を持ってレースに臨めました」
3月の蒲郡クラシックでも超抜パワーに仕上げてSG初の予選突破を果たしたことは記憶に新しい。びわこでも序盤の伸び型からバランス型の“自分向き”に仕上げて、そのエンジン出しのうまさを見せつけた。
「クラシック(27年3月23〜28日、からつ)の権利を得ることができて良かったです。やっぱり年末(グランプリ)を目標にしているので、しっかりリズムアップしていきたいですね」
G1タイトルは23年2月鳴門地区選でゲット。今回はG2タイトル奪取となれば、次なるターゲットはSG優勝だ。昨年6Vを決めたように、今年はびわこからV量産モードにしていく。
◇中村 日向(なかむら・ひゅうが)1998年(平10)11月8日生まれ、香川県出身の27歳。香川支部所属の122期。18年5月まるがめでデビュー。23年1月の児島で初優勝し、その直後の2月鳴門四国地区選でG1初優勝。通算1791走427勝、60優出12V(うちG1・1V、G2・1V)。同期に安河内健、中亮太、平川香織ら。1メートル65。血液型O。
