新星“極悪”ヒール女子が「三沢リスペクト」? まさかの“超古典的”必殺技に極東のプロレスファンが沸く

【WWE】SMACK DOWN(5月1日・日本時間2日/オクラホマ・タルサ)
新興ヒール集団のボスが、超古典技で"クイーン"からまさかの大金星。日本のファンにとって既視感あるムーブに、「三沢リスペクト」「三沢のランニングエルボーや」の声、さらには「この技使うだけで応援してしまう」などヒールらしからぬ応援コメントが相次いだ。
舞台はWWE『SmackDown』。シャーロット・フレアーとジェイシー・ジェインの一戦は、「レッスルマニア」後に刷新されたメンバー勢力図が如実に現れた一戦となった。
"ファタル・インフルエンス"はジェイシー・ジェイン、ファロン・ヘンリー、レイニー・リードによる新興ヒールユニット。NXTからの昇格とともに会場の大ブーイングを一身に受け、その「嫌われものぶり」で早くも存在感を示している。対するシャーロットはアレクサ・ブリスを伴い、リア・リプリーとの3人体制でこの勢力に対峙する構図にある。古参のベテラン組と狡猾なニューヒール。そのぶつかり合いが、今夜のタルサに持ち込まれた。
序盤こそシャーロットがチョップ、トップロープからのクロスボディ、さらにビッグブートからムーンサルトと元女王らしい貫禄の試合運び。ジェインもハリケーンラナ、チョップブロック、ランニング・ニーで抵抗を続けたが、格の差は明確だった。
潮目が変わったのは終盤。シャーロットがフィギュア・エイトを完璧に極め、試合の決着が見えた瞬間である。先週に引き続きファロンがレフェリーの視野外から介入、リングサイドではレイニーがアレクサを場外へ排除。孤立したシャーロットへ、ジェインが絶妙のタイミングでランニングエルボー(ローリング・アンコール)を叩き込み、あっさりカウント・スリーを奪った。海外ファンから「やり方が汚い」「だから厄介なんだよな」という呆れ声が漏れるが、これが"フェイタル"のいつものやり口である。
一方、日本のタイムラインでは意外な反応が続出した。ジェインのローリング式ランニングエルボーの挙動そのものに既視感を覚えたか、「三沢リスペクト」「三沢のランニングエルボー」と故・三沢光晴のエルボーを想起するファンが続出。「敗け確」のフィギュア・エイトを介入でバラしての一撃とかなりチートな勝ち方だが、「大金星だ」「ジェイシーつええ」「この技使うだけで応援してしまう」など肯定的な声が並んだ。試合開始前まで敵役だったジェインが、一瞬でファンの"推し"に変わった瞬間である。
ABEMAで解説を務めた堀江ガンツ氏は「介入はありましたけど。女王シャーロット・フレアーが完全なピン、これは大きいです」とコメント。介入という条件付きであれ、シャーロットをフォールで仕留めた事実の重みを冷静に言語化し、一定の評価を与えた。NXTでの下積み期間も長く「地味ヒール」として、なかなか昇格にありつけなかったジェインだが、日本のファンの琴線をくすぐるフィニッシュ技や、かねてから指摘されていた"アン・ミカ似"という謎の親近感で、徐々に心を掴みつつあるとみられる。
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