【UEFAカンファレンスリーグ】クリスタル・パレス 2−1 シャフタール・ドネツク(日本時間5月8日/セルハースト・パーク)

【映像】注目集めたドリブル中の動き(実際の様子)

 クリスタル・パレスのMF鎌田大地が、自陣からの鮮やかなドリブルと冷静な判断で解説陣を唸らせた。元日本代表レジェンドの中村俊輔氏が思わず「あ、うまい」とこぼした、そのインテリジェンス溢れるプレーに注目が集まっている。

 注目のシーンは、スコアレスで迎えた前半の7分だった。 鎌田は味方が競り合ったルーズボールを自陣中央で拾うと、そのまま敵陣へとドリブルを開始。 相手選手のプレッシャーを背負いながらも、首を左右に振って周囲の状況を的確に把握する「スキャニング」の動きを見せ、軽やかなステップでマークを剥がし、敵陣ボックス付近へ。一瞬の動きで相手を交わした瞬間、解説陣からは「あ、うまい」と思わず感嘆の声が漏れた。

 その後、鎌田は無理に突っ込まず、一度後ろの味方へ下げてゲームを落ち着かせた。 この一連の判断について、同じく解説の林陵平氏から「俊さん、今(のプレー)はどうですか?」と振られた中村俊輔氏は、「今、左(の味方)に出さないで、ちょっと右の可能性を探るために対角にドリブルしましたよね。そのあと『これはいけないな』と思ったら、今下げたじゃないですか」と分析。 闇雲に突進するのではなく、より良い選択肢を探った上での「やめる判断」を高く評価した。

 続けて、「そういう判断はやっぱりゲームのコントロールとか、上手いなと思いますね。行くところと、やめるところ、あと行き切るところ」と、鎌田が直前まで相手がボールを支配する展開が続く中、マイボールの時間を増やしたゲームメイク能力を称賛。また林氏は、「ボランチの真ん中に(鎌田が)いるっていうのが大きいですよね」と、中盤の底でタクトを振る背番号18の存在感に太鼓判を押した。

 試合はその後、鎌田は先制点の起点となるプレーも見せ、クリスタル・パレスが2−1で勝利。随所で技術の高さを見せた鎌田は、チームの勝利に大きく貢献した。(ABEMA/WOWSPO/UEFAカンファレンスリーグ)