あす5月5日は「子どもの日」です。シリーズで、頑張る子どもたちを紹介します。1回目は、兄弟2人で横綱を目指す奄美の相撲少年です。

奄美市名瀬にある住用相撲クラブ。ここで週3回稽古に励んでいるのは、奄美小学校に通う6年生の川畑優志くん(11)と3年生の弟・翔愛くん(8)です。

(兄・優志くん)「(相撲は)先輩たちが教えてくれるところが楽しい」

優志くんはおととし、東京両国国技館で開かれた小学生の全国大会で3位入賞。今では中学生と取組を行うなど、さらなるレベルアップを目指しています。

弟の翔愛くんも負けていません。去年9月、熊本で開かれた全九州わんぱく相撲大会で見事、優勝しました。

(弟・翔愛くん)「優志兄ちゃんが、わんぱく相撲で優勝してかっこいいなと」

体が柔らかく、足がきれいにあがる四股は大人顔負けです。

いつも一緒に稽古している2人ですが…

Q仲良いの?

(兄・優志くん)「いや。けんかしています」

Qよくけんかしているの?

(兄・優志くん)「はい」

けんかはしても、土俵に立てばこの表情です。

相撲に打ち込む2人に仲間たちも一目置いています。

(友人)「(優志くんは)元気で明るい子。(相撲は)最初当たってそこから押すのがすごいかっこいい」

(友人)「(翔愛くんは)よくしゃべって優しい。強い。押し出しとか投げ。勝てない」

相撲クラブの監督は「全国で活躍が期待できる」と太鼓判を押します。

(住用相撲クラブ・森田次郎監督)「(優志くんは)パワーがあるので、力を思い切り出せる。(翔愛くんは)生まれ持っての野生の勘というか、バネがあり、すごい」

稽古のあと、母親と3人で暮らす自宅を訪ねました。この日の夕飯は、大好きなから揚げです。

2人とも白ご飯はそれほどたくさん食べませんが、欠かせないのは、やはり「お肉」。朝ご飯にも必ず肉料理が並ぶといいます。

(母・和美さん)「朝はお肉がないと不機嫌になっちゃうね」

将来の夢に向かって日々、切磋琢磨しています。

(兄・優志くん)「全国大会に行って優勝すること。(夢は)関取か(相撲の)指導者」

(弟・翔愛くん)「わんぱく相撲で優勝。(夢は)横綱」

ゴールデンウィークも稽古を欠かさない兄弟は、瀬戸内町で来月開かれるわんぱく相撲奄美大島場所で、優勝を狙います。