コンテナを運ぶ人型ロボット(東京都大田区の羽田空港で)

写真拡大

 GMOインターネットグループと日本航空は今月から、手荷物や貨物の積み込み作業を人型ロボットが行う実証実験を羽田空港で行う。

 訪日客の増加で空港業務の負荷が高まっており、従業員の負担軽減や人手不足への対応を図る。

 空港での人型ロボット導入は国内初だという。実証実験は、中国企業2社がそれぞれ開発した高さ1・3メートルと1・72メートルのロボットを主に用いる。手荷物や貨物を積んだ重さ1・5トンのコンテナを専用のレバーを使って台車から外し、航空機への積み込み用リフトに運ぶ作業などに取り組む。

 日航は5〜6人を要していた作業を半分の人員でこなしたい考えだ。業務に必要となるAI(人工知能)はGMOが設定する。実証実験は2028年度まで行い、早ければ29年度の実用化を目指すが、安全保障上の観点から国産ロボットへの切り替えも検討する。