胃がん検診は何歳からどの頻度で受ける?胃カメラとバリウム検査の選び方【医師解説】
胃がん検診には、胃カメラやバリウム検査などの方法がありますが、初めて受ける人はどれを選択したらいいのか迷うかもしれません。胃がん検診では一体何をするのか、どのように項目を選択すればいいのかなどについて「渕上医院」の渕上先生に解説していただきました。
監修医師:
渕上 彰(渕上医院)
埼玉医科大学卒業。埼玉医科大学消化器内科・肝臓内科入局。その後、大学病院にて、通常の検査及び早期がん治療を含めて年間500件ほど内視鏡検査実施の経験。早期の胃がん・食道がんや大腸がんに対する内視鏡治療に従事。牧田総合病院健診科・内視鏡センターにて胃カメラ・大腸カメラを担当。その後、現職の「渕上医院」副院長に就任。日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
編集部
胃がん検診には、どのような項目があるのですか?
渕上先生
代表的なものに、「胃カメラ(胃内視鏡検査)」と「バリウム検査(胃X線検査)」があります。国の指針によると、胃がん検診の内容は問診、バリウム検査または胃カメラ検査が推奨されています。
編集部
胃がん検診は何歳から受けるのでしょうか?
渕上先生
推奨されているのは50歳以上ですが、一般的にはバリウム検査は40歳以上も対象とされています。ただし、自治体によって差があります。
編集部
がん検診では、バリウム検査と胃カメラ検査どちらかを受ければいいのですか?
渕上先生
自費で受ける場合と違い、がん検診としては片方しか受けることができないので、どちらか一方を受診します。「異常あり」と診断された場合には、精密検査をおこないます。
編集部
どれくらいの頻度で受けるのでしょうか?
渕上先生
自治体が実施しているがん検診は、胃カメラ検査は2年に一度と制限を設けられている場合が多いですね。一方、バリウム検査は年1回実施している自治体もあります。ただし、胃炎や胃潰瘍を発症したことがあったり、ピロリ菌を除菌したことがあったりする場合には、ほかの人と比べて胃がんを発症するリスクが高くなるため、1年に1回は胃カメラ検査を受けるのが好ましいです。
※この記事はメディカルドックにて<「胃がん検診」では何をする? 胃カメラとバリウム検査どっちがいい? 医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
