貴州省の花江峡谷大橋を走行する車両。(2025年9月28日、ドローンから、貴陽=新華社記者/楊文斌)

 【新華社貴陽5月1日】中国貴州省の花江峡谷大橋が4月28日、複数回の測量と確認を経て、谷底の水面から橋面までの高さ626.01メートルの「世界一高い橋」としてギネス世界記録に認定された。

 同橋は、中国西南部の山岳地帯を通る六安高速道路(六枝特区−安竜県)の主要事業として建設された鋼トラス桁構造のつり橋で、2025年9月28日に開通した。主径間長、高さともに世界有数の規模を誇る。

 これまで「世界一高い橋」のギネス記録を保持していたのは、雲南省と貴州省の境界に架かる北盤江(ほくばんこう)第一橋で、高さは565.4メートル。2018年から記録を保持していた。

 花江峡谷大橋は交通インフラにとどまらず、観光用エレベーターやバンジージャンプ、ウオーターカーテンを使ったライトショーなどの機能も備える。開通後は人気を集め、国内外から多くの観光客が訪れた。今回の認定に使われた橋の高さの測定データは中国の測量技術によって裏付けられており、測量には中国独自の衛星測位システム「北斗」を搭載した設備が活用された。(記者/向定傑)