「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」セミファイナルシリーズ最終日、4月30日の第1試合でKONAMI麻雀格闘倶楽部の選手兼監督・滝沢和典(連盟)が、チームの命運を懸けた土壇場で、伝説に残る親の役満・四暗刻を叩きつけた。

【映像】ここで役満!滝沢和典、会心の四暗刻ツモの瞬間

 チーム順位は4位、ファイナルシリーズ進出ラインぎりぎりで迎えた運命の一戦だった。場面は東4局。親番の滝沢は1万9500点持ちの3着目と苦戦を強いられていた。配牌も面子がなく対子が3組という、お世辞にもチャンス手とは呼べない形。しかし、ここから怒涛の引きを見せた。

 5巡目に対子を5組に増やすと、7巡目に6筒、12巡目に八万を次々と暗刻に。そして13巡目、2筒を暗刻にしてついに役満・四暗刻のテンパイ。待ちは4筒と9索のシャンポン待ち。滝沢は静かに、深く潜めるダマテンを選択した。

 山に残されたアガリ牌は2枚。そこへ15巡目、2着目の赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)がドラの白を叩き切り、変則4面待ちの勝負リーチで襲いかかる。卓上が一気に沸騰した直後、滝沢は凛とした所作で、1枚だけ山に眠っていた9索を静かに引き寄せた。

 親の役満、4万8000点。あまりにも劇的なアガリに、実況の日吉辰哉(連盟)と解説の河野直也(最高位戦)は声を揃えて「うわー!」と大絶叫。さらに日吉は「決まってしまった!(ファイナル行きは)麻雀格闘倶楽部だ!」「劇的、一閃、圧倒!」と、魂を揺さぶる言葉を重ねて滝沢を讃えた。

 ファンからも「ここで役満はスゴすぎ」「めちゃくちゃいいもん見れた」「劇的!!」「鳥肌」「お見事すぎる」と、感動と興奮のコメントが集まった。崖っぷちのチームを救い、自らの手でファイナルの切符をもぎ取った滝沢。まさに「ヒーロー」の名に相応しい一撃だった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)