病院に車突っ込み2人死亡…被告(74)に禁錮3年の判決 遺族は「交通事故の量刑が軽すぎるのがやはり問題。かみさんがいないのは本当に寂しい」
病院に車で突っ込み、2人を死亡させた罪に問われた男。禁錮3年の実刑判決に遺族の思いは…
亡くなった妻は家族の中心的存在でした。
(妻を亡くした 口池幸一さん)「家の中の太陽ですね。私には…もったいなさすぎるくらいの妻でした」
判決によりますと、2023年3月、呉昌樹被告(74)は大阪市生野区で乗用車を運転中に病院に突っ込み、黒田シマ子さん(当時86)と口池邦子さん(当時75)をはねて死亡させました。防犯カメラの映像などでは車が減速した様子はなく、路上にブレーキ痕はありませんでした。
これまでの裁判で呉被告は事故を起こしたことは認めつつ、「痰がからんで、咳をして気を失ったことが原因」などと述べ「過失はない」などと無罪を主張していました。
4月21日の判決で大阪地裁は「車が急加速をしたのは失神の影響ではなくアクセルペダルを踏み込んだため」としたうえで、「被告の運転操作は異常なもので一般的な過失とは一線を画する重大なもの」などとして、呉被告に禁錮3年の実刑判決を言い渡しました。
判決に遺族は…
(口池幸一さん)「おおむね妥当かな。交通事故の量刑が軽すぎるのがやはり問題だと思います」
亡くなった妻にいま思うことは…
(口池幸一さん)「かみさんがいないというのは本当に寂しいですね。いくら頑張っても話し相手もいないし、死ぬまで独りぼっちかなと…」
