三陸沖地震の震源周辺、過去にも大きな地震が頻発…東日本大震災と同じ「海溝型地震」か
今回の三陸沖の地震について専門家は、震源の位置や深さから海側の太平洋プレートが陸側の北米プレートの下に沈み込もうとする境界面で起きる「海溝型地震」だったとみる。
2011年の東日本大震災を起こした地震と同じタイプで、広い範囲で津波警報・注意報が発令された。
日本海溝・千島海溝周辺では昨年11月以降、大きな地震が頻発している。同12月8日には青森県東方沖でマグニチュード(M)7・5の地震が発生し、気象庁は後発地震への備えを求める「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表した。今回の地震の震源周辺でも、昨年11月9日にM6・9、今年も3月26日にM6・7の地震が起きた。
今回の地震は、気象庁が「大きな地震が発生した場合、同規模か、より大きな地震が続発する傾向がある」とするエリア内で起きた。実際に15年にM6・9が起きた際、3日後にM6・5、4日後にM6・4が連続して発生している。
東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は「今回の震源は、東日本大震災でプレートが大きくずれ動かなかったエリアに位置する。当時の地震でひずみが加わり、地震活動が活発になっている」と指摘し、さらなる警戒を呼びかけている。
