ZOZOマリンスタジアムの公式サイトより

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プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」(千葉市美浜区)の新築移転に関する事業協力者の優先交渉権者にイオンモール株式会社が選ばれた。これは千葉市が3月31日、発表したもので、イオンモールは移転予定地に近接する「イオンモール幕張新都心」を運営している。

3事業者から応募があり、イオンモールは新スタジアム予定地の幕張新都心エリアの回遊性、アクセス性の向上などの施策を多角的に提示したことが評価された。4月以降、市と球団と同社で3者協定を結び、基本計画などをつくる予定。

新スタジアムはJR幕張豊砂駅側の幕張メッセ駐車場の敷地に建設予定で、2034年ごろの開業を目指している。千葉市は昨年5月、開閉式だと整備費1000億円超のドーム型を見送り、概算事業費約650億円の屋外型に決めた。しかし同年11月、球団やファンの要望を受けてドーム化の再検討を発表し、ドーム化に伴う追加投資分は、民間資金によって賄う考えを示していた。そして今回、大手企業のイオンモールが事業協力者に選ばれたことによりドーム化の可能性がにわかに高まった。

「千葉市の基本構想では収容人数は3万3000人を想定し、人工芝を使用。さらに民間投資を呼び込み、宿泊型施設、商業施設やエンタメ空間、広場などを設置し、365日楽しめるスタジアムを目指すとしています。イオンモールが参画したことでこれらの実現はほぼ確実となり、日本ハムの本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOのようなボールパーク化が期待されます」(スポーツライター)

今後は建設や公共交通面でノウハウを持つ事業者も必要で、事業協力者として追加される見込みというが、新マリンスタジアム移転建設の進展に注目していきたい。