富士山がシルエットで浮かび上がる中、夜明け前の空に輝くパンスターズ彗星(左下、2、5秒露光)(17日午前3時56分、静岡県富士宮市で)=伊藤紘二撮影

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 昨年9月に発見された「パンスターズ彗星(すいせい)」が各地で観測されている。

 17日早朝、富士山を望む静岡県富士宮市の田貫湖畔では、薄明の空でうっすらと緑色に光る彗星を撮影する天文ファンの姿がみられた。

 国立天文台によると、パンスターズ彗星は、米ハワイ州・マウイ島にある「パンスターズ2望遠鏡」による観測で見つかった。太陽系に接近したのは18万年ぶりで、今後は徐々に離れ、二度と戻らないとされる。

 日本で観測しやすいのは22日頃までで、明け方の東の低空に3〜4等星と同程度の明るさで現れる。街明かりがなければ肉眼でもぼんやりと見える可能性があるが、市街地では双眼鏡を使う必要がありそうだ。