駒場孝 初の作詞曲は「ミルクボーイ史であり僕史」M-1王者までの葛藤「OCTPATH」が軽快歌い上げ
お笑いコンビ「ミルクボーイ」の駒場孝(40)が14日、大阪市内で行われた男性8人組「OCTPATH」の2人との対談取材会に出席。自身が初めて作詞提供した楽曲「まっすぐなまま」を「ミルクボーイ史であり僕史」とPRした。
「OCTPATH」は15日、9thシングル「Steppin'!!!/まっすぐなまま」(ダブルAサイドシングル)を発売。駒場はメンバーの太田駿静、四谷真佑、と取材会に登場し、作品への思いを熱くトークした。
共同制作のAJ氏と綿密な打ち合わせを重ねながら、芸人としての自身の経験をタイトルの通り“まっすぐなまま”歌詞に込めたという駒場。できあがった楽曲に「自分の子供が巣立った感じ」と笑顔がはじけた。
歌い出しの「寄り道ばかりが上手くなって いつしか遠ざかってた夢 見てないふりしてた弱さ見透かされた 蓋していた自分が溢れた」の歌詞には、2007年にコンビ結成も10年に「M-1グランプリ」が一旦終了。最大の目標を失っていた頃の自身を投影した。
「漫才をやってなくて、別のことでなんとかなろうとしてたのが『寄り道』。やすともさんに“漫才、昔面白かったって後輩に聞くよ”っていうのをズバッと言われて。“あぁ、そうやんな。もういよいよウソつかれへんな”っていうのがこの『弱さ見透かされた』っていうところ」。下積み時代から慕う「海原やすよ ともこ」のひと言が引き金となって訪れた人生の転機を振り返りながら解説した。
「情けなさ恥ずかしさの塊」「人の輝きも見ていられなくて」など、売れていく同期や後輩をよそ目に、漫才から目を背けくすぶっていた自分たちの“しんどさ”を包み隠さずに言葉にし、19年M-1グランプリ王者に輝く栄光までを描いた楽曲。「ミルクボーイ史みたいな。ミルクボーイ史というか、僕史でもあります」と力強くうなずき「自分もこれ聴いて、変になりそうな時に、もう一回奮い立たせてもらえそうやなって感じですね」と太鼓判を押した。
最後には、おなじみのネタ中のフレーズ「おかんが言うには」で楽曲をPR。「おかんが好きな歌忘れたらしいねん。歌、一緒に考えてあげるから」「とにかく歌詞がまっすぐなままな歌詞らしいねん」「ほなまっすぐなままやないかい!」「てかまっすぐなままって言うてるやん!」と即興漫才を披露。OCTPATHの2人、記者からも歓声と拍手が起こった。
「まっすぐなまま」は今月下旬放送予定のMBSドラマ「ネタジョ」の主題歌として書き下ろされた耳なじみのいいシティーポップ。太田は「ネオンな感じの曲と駒場さんの歌詞。ちょっと昭和感のあるようなレトロな楽曲なんですけど、凄く浸れて、明日からも頑張れると思える一曲です」と笑顔。駒場の経験した重さやしんどさを込めた歌詞はそのままに、OCTPATHが軽快に歌い上げる。すべての夢追い人に贈る人生讃歌だ。
