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 ◇ファーム・リーグ 阪神4―3ソフトバンク(2026年4月14日 SGL尼崎)

 「左手首関節炎」から再起を期すドラフト1位・立石が、3月25日のファーム・リーグ、オリックス戦以来、20日ぶりに実戦復帰を果たした。14日の同リーグ、ソフトバンク戦に「5番・左翼」で出場。3打数無安打2三振も、順調な回復ぶりを披露した。

 「段階を踏んで、試合にしっかり出場できた。良くなってきている」

 復帰即、左翼のポジションで“猛特訓”を受けたことに意味がある。試合後は左翼で約30分間の特守を敢行。平田2軍監督は「元気なんでね。(左翼で復帰戦を迎えた理由は)レフトやからな。それだけの話よ」と説明した。試合前練習、試合、そして試合後と、まさに“左翼漬け”の一日を過ごした。

 「SGLで初めて外野を守れたことは良かった」

 甲子園球場と同じサイズでつくられているSGL尼崎での実戦守備。それは昇格へ向けた準備の一つだ。現在、1軍では高卒5年目の中川が打率・059と低迷するなど「右打者の左翼手」が苦しんでいる。本職は内野の黄金ルーキーが左翼の守備を無難にこなすことができれば、大きな戦力となる。「早くああいう(1軍)メンバーの中に入れるように」。必要とされたポジションで輝くため、ひたすら研さんを積む。 (松本 航亮)

 阪神・正広立石の経過

 ▽1月17日 SGL尼崎での新人合同自主トレのベースランニング中に下肢の張りを訴える。

 ▽同19日 大阪府内の病院で「右脚の肉離れ」の診断。

 ▽同29日 屋外での練習を再開。

 ▽2月1日 春季キャンプは具志川組(2軍)スタート。

 ▽同18日 故障後初めて屋外で投手の投げたボールを打ち、7本の柵越え。

 ▽3月6日 2軍全体練習で「左翼」で守備練習。

 ▽同14日 SGL尼崎でのライブBP(実戦形式の打撃練習)で2本塁打。

 ▽同17日 ファーム・リーグのオリックス戦に「5番・DH」で実戦デビュー。2回の第1打席で左前打を放ち“実戦初打席初安打”をマーク。

 ▽同19日 ファーム・リーグのオリックス戦でプロ1号となる満塁本塁打。

 ▽同28日 大阪市内の病院で「左手首の関節炎」と診断されたと球団が発表。

 ▽同31日 SGL尼崎での残留練習に参加し、右手のみのティー打撃。

 ▽4月8日 SGL尼崎での残留練習で屋外フリー打撃を再開。バックスクリーン直撃弾を含む4本の柵越えを披露。