鹿児島読売テレビ

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 感染力が極めて高い「はしか」の患者が増えています。鹿児島県内では12日、今年28例目の患者が確認されました。最も有効な予防策は2回のワクチン接種ですが、世代によっては1回しか接種の機会がなかった人も。どう対策すれば良いのでしょうか。

 12日、はしかの感染が確認されたのは、伊集院保健所管内に住む男性(40代)です。4月6日から発熱し、5日後には発疹なども見られたということです。

 県内では3月6日に今年初めてはしかの患者が確認されて以降28例目。統計を取り始めた2008年以降最多で、全国でも東京についで2番目に多くなっています。なぜ感染者が急増したのでしょうか。

(県感染症対策課 海老原廣達課長)
「はしかは非常に感染力が強くて空気感染もするということで、手洗いやマスクのみでは予防できない」

 感染を防ぐため最も有効なのが予防接種です。公費負担による定期接種の対象は1歳と就学前1年間の2回。厚生労働省は強い免疫を付けるため2回接種が重要としていますが、2000年4月1日までに生まれた人は1回しか接種していない、または接種の機会がなかった世代だといいます。

(県感染症対策課 海老原廣達課長)
「予防接種歴が分からないとか麻しんにかかったかどうかが分からないという方は抗体検査やワクチン接種を検討していただければ」

 県は発疹や発熱などはしかを疑う症状があった場合必ず事前に医療機関に連絡し公共交通機関の利用は避けて受診してほしいとしています。