“爆死”スタートした「谷原章介」新番組 MC起用に見え隠れする「新・芸能界のドン」の影
俳優の谷原章介(53)がMCを務めるフジテレビの日曜朝の新情報番組「SUNDAYブレイク.」が3月29日にスタートした(初回のみ7:30〜、以降は7:00〜8:55)。初回の視聴率は個人1・2%、世帯2・3%(ビデリサーチ調べ、関東地区:以下同)と、文字通りBREAK(暴落)した。
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オープニングは咲き誇る桜の花の映像にワイプで谷原とスペシャルキャスターの伊藤俊介(オズワルド)、そして鈴木唯アナが登場。
谷原:さぁ、いよいよ新番組「SUNDAYブレイク.」が始まりますよー、伊藤さん、鈴木さん!
伊藤:はい! まだドッキリだと思ってまーす。

鈴木アナ:ドッキリではありません。よろしくお願いします。
と、明るくスタートしたのだが、結果は上記の通りだった。同時間帯の他の情報番組と比べてみよう。
●日本テレビ「シューイチ」(7:30〜10:25)【個人5・0%、世帯8・7%】
●TBS「サンデーモーニング」(8:00〜9:54)【個人7・1%、世帯12・5%】
民放プロデューサーは言う。
「早くも暴落した視聴率に、フジのスタッフも目を疑ったかもしれません。『シューイチ』は約4倍、『サンモニ』は約6倍の数字ですからね。しかも、前週の『日曜報道 THE PRIME』の最終回は世帯2・9%でしたから、硬めの報道番組よりも大きく下げたことになる。普通ならご祝儀相場となるところなのに、初回からこれでは先が思いやられます」
ちなみに、2日前の27日に最終回を迎えた谷原がMCを務めたフジの平日朝の情報番組「サン!シャイン」の視聴率は世帯3・6%だったという。
所属事務所はJME
「『サン!シャイン』は裏番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)にトリプルスコアに近い差をつけられ、同じく裏番組『DayDay.』(日テレ)にも後塵を拝し続け、わずか1年で打ち切りとなったのです。『SUNDAYブレイク.』は『サン!シャイン』の最終回よりも低い数字でのスタートになりました」
デイリー新潮は1月27日配信の「『視聴率苦戦』『発言炎上』でも『谷原章介』はなぜ重宝されるのか 『サン!シャイン』終了でもフジ新情報番組のMCに」で、新番組のMCは「サン!シャイン」の前番組「めざまし8」も含め5年にわたって週5日の仕事をこなしてきた谷原を救済するためだと報じた。
「もちろんそれもあるでしょう。いきなり週5の仕事がなくなっては、税金の支払いに困る人だっていますからね。また谷原の場合は“お詫び”という意味合いも込めて日曜朝の枠を用意したのかもしれません」
「サン!シャイン」が1年も続かなかっかったお詫びだろうか。
「彼の所属事務所であるジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)は、渡辺プロダクションから独立した藤岡隆さん(現会長)がラッツ&スターのマネジメント会社として設立したのが前身です。その後、鈴木杏樹や篠原涼子らを発掘して急成長しました。今や社長の瀧藤雅朝さんは、泣く子も黙る音事協(日本音楽事業者協会)の会長ですから」
情報番組のMCを生き抜くには
音事協とは芸能事務所で構成される業界団体だ。1963年に創立され、初代会長(当時は理事長)は後に首相となる“大勲位”中曽根康弘氏で、その後はホリプロの堀威夫氏、田辺エージェンシーの田辺昭知氏といった業界のドンと呼ばれる人々が務めてきた。
「瀧藤さんも次期芸能界のドンと目されています。そのためフジは先手を打って、『これで何卒……』ということかもしれません」
とはいえ、その番組が低視聴率では目も当てられない。
「そもそも谷原を報道色が強い生放送の情報番組のMCに起用したのが間違いだったと思います。彼は『パネルクイズ アタック25』(BS10)や『うたコン』(NHK)といったバラエティなどの司会は上手いと思います。役者ですから、ショーとして自分を作り上げることができます。しかし、ニュースも扱う情報番組は、生半可な知識で発言すると火傷を負いますから」
どうすればいいのか。
「『シューイチ』の中山秀征や『スッキリ』(日テレ)のMCを務めた加藤浩次は、わからなかったり理解が足りないと思ったりしたら、すぐにサブ司会の高学歴女性アナに投げるという技がありました。自分で語ろうとしないことです。ただし、『SUNDAYブレイク.』で谷原の隣に座るのは、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤とメインキャスターは初めての鈴木アナですから、ちょっと頼りない。ならば同じJME所属のカトパン(加藤綾子アナ)をこの番組でフジに復帰させればいいんです」
その手があったか。
「ついでに、この3月からJME所属となった元国会議員の石原伸晃氏をレギュラーにしてもいいかもしれません」
そういえば、初回には石原氏もゲストコメンテーターとして出演していた。谷原は“僕の心の友”と持ち上げていたが。谷原は番組のエンディングでこう語った。
谷原:どうかどうか末永くよろしくお願いいたします。
果たして……。
デイリー新潮編集部
