イングランド戦はベンチスタートが予想される佐野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 オランダのNECで躍動する日本代表MF佐野航大は、欧州の移籍市場で注目を浴びている。成立はしなかったものの、今冬にはエールディビジの名門アヤックスやプレミアリーグのノッティンガム・フォレストからオファーが取り沙汰され、クラブ関係者も認めていた。

 31日のイングランド戦でインパクトを残せば、興味を持つプレミアリーグのクラブは確実に増えるだろう。フォレストも再獲得に動く可能性もある。

 というのも、フォレストに所属するイングランド代表MFで、日本戦の先発が濃厚なエリオット・アンダーソンは今夏のビッグクラブ移籍が濃厚と見られている。そのアンダーソンと同様にボックストゥボックス型で、攻守に多様なタスクをこなせる佐野はその後釜候補になるかもしれない。

 そのアンダーソンの名前を出すと、22歳はこう話した。

「プレミアを見ていて、チームとか関係なく、もうボランチもそれが基準やなと思ってるんで。強度を出せるとか、強度を出しつつクオリティが高いとか、そういった選手が、その中でも限られた選手がビッグクラブに行くと思ってるん。そういった意味ではプレミアリーグでは、(攻守に貢献するのが)スタンダードなのかなと思ってます」
 
 そのプレミアリーグをよく見ているそうで、特にアーセナルの試合をチェックし、「スビメンディとかライスとかを見る」という。

 イングランド代表のMFデクラン・ライスは、残念ながら日本戦を前に離脱となってしまった。

「ライス、見たかったですね。でもプレミアにいけば、見られるんで、頑張って俺がそのレベルまで行きます」

 一度はオファーが届いたのだから、プレミア行きはもちろん夢物語ではない。このイングランド戦がそのきっかけとなる可能性もあるのだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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