単身向けから一戸建てに最適なメッシュWi-Fiまで。新生活に選びたいWi-Fi 7ルーター
Wi-Fi環境の見直しって、住み替えや家具の買い替えと同じくらい大事。
春の新生活シーズン、進学や就職でひとり暮らしを始める人はもちろん、引っ越しや家族構成の変化によって、暮らしのスタイルが変わるご家庭も多いことでしょう。
ひょっとして、家具の買い替えや住まい選びには余念がないのに、おうちインターネットを支えるWi-Fiルーターに関しては「これまで使っていたのをそのまま使えばいいや」と考えていませんか。
でも、無線インターネットの通信規格であるWi-Fiは、携帯電話の通信などと一緒で、新しいバージョンになるほどネットの通信速度が速くなったり、安定したりします。
ちなみにWi-Fi規格の最新バージョンは「Wi-Fi 7」。それまでに普及していた「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 6E」よりも高速かつ安定性に優れていて、スマホではiPhone 16シリーズ(16eを除く)の対応を皮切りに、最新のiPhone 17シリーズやPixel 9以降などが対応。
つまり、こうした最新端末のパワーを最大限に活かすには、自宅のWi-FiルーターをWi-Fi 7対応モデルに買い替えるのが近道というわけ。
ちなみに、一口にWi-Fi 7ルーターと言っても、高速インターネット回線への対応や通信速度、通信に使える電波の周波数帯域(バンド)といったスペックは機種によってさまざま。暮らしのスタイルによって、選ぶべき最適なルーターも違ってくるのです。
ここでは、家の広さや生活スタイルに合わせて選ぶ、Wi-Fi 7ルーターのおすすめモデルを紹介していきましょう。
一戸建てやマンションならオールマイティなモデルがおすすめ
まずは一般的なファミリー層を中心に、日本の主要な住環境に広くおすすめできるオールマイティなモデルからご紹介。
いまWi-Fi 7ルーターを選ぶなら、最初に意識すべきポイントは、最近増えてきた高速ネット回線に対応していることと、複数のチャンネルと周波数帯域を併用してデータを同時に送受信できるMLO(Multi-Link Operation)に対応していること。この2つの条件を満たしつつ簡単に導入できるWi-Fi 7ルーターが、TP-Linkの「Archer BE450」です。
「Archer BE450」は、高速ネット回線に対応した10Gbpsポートと2.5Gbpsポートの2つの有線WAN/LAN端子を搭載。
ネット回線といえば光回線でも現状は1Gbpsがほとんどですが、10Gbpsなどのより高速なネット回線を使うなら、速度が低下しない10Gbpsポートを備えたルーターを選びたいところ。「Archer BE450」であれば、契約しているインターネット回線の速度を活かしつつ、スマホやPC、ネット接続テレビなどのネット家電の多くが対応する定番の2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドWi-Fi 7ネットワークを自宅に構築できます。
「Archer BE450」のデュアルバンドWi-Fi 7は、5GHz帯の速度が5,764Mbps、2.4GHz帯の速度が1,376Mbpsであることから、合わせて7Gbps超級の高速な無線ネットワーク。
家族が同時に4K動画などの高画質なストリーミング映像やオンラインゲームを楽しんだり、ビデオ会議をしたりしても安心の通信速度です。
Wi-Fi 7には、さらにもうひとつの6GHz周波数帯をプラスしたトライバンド通信という仕組みもあるのですが、非常に重たいデータを取り扱うビジネスユーザーなどは別として、一般的な家庭で使うWi-Fiとしては、デュアルバンドで十分なケースが多いでしょう。
また、古いWi-Fi機器にも幅広く対応する互換性の高さも、デュアルバンドならではの強み。
そして、縦横どちらでも設置できてフラットな形状の「Archer BE450」なら、設置スペースを節約でき、電波状況が良い置き場所への移動も簡単。セットアップやネットワーク設定は、スマホのTetherアプリを使えばスムーズに進みますよ。
高速ネット回線への対応と簡単設定で多くのご家庭にとって使いやすい一台。ネットワークや家族のプライバシーを保護するTP-Link HomeShieldも完備した、標準的な一戸建てやファミリータイプのマンションなら最初に検討したいWi-Fi 7ルーターです。

高速ネット回線が不要なら高コスパモデルも選択肢に
10Gbps回線は必要ないと感じている世帯や、そもそも引っ越し先のネット回線が10Gbps非対応、あるいは初期費用をなるべく抑えたい単身者など、高速ネット回線を不要と割り切れるのであれば、Wi-Fi 7ルーターでも機能を絞った高コスパなモデルが選択肢になってきます。
ここでの選択肢として有力なのが、1万円を切る価格帯のTP-Link「Archer BE220」。10Gbpsの高速回線には非対応であるものの、家庭用の光回線としてはいまだに一般的な1Gbpsに対応したWANポートを1基と、同じく1Gbpsの有線LANを宅内に敷設できる1Gbps LANポート4基を搭載。
コンパクトながらビームフォーミング機能を備えたアンテナ内蔵で、最大3.6Gbpsで通信できるデュアルバンドWi-Fiを提供可能なWi-Fi 7ルーター。こちらの「Archer BE220」も、TetherアプリやTP-Link HomeShieldに対応。高コスパモデルですが、使い勝手やセキュリティは上位モデルに引けを取りません。

電波が届かない部屋があるならメッシュWi-Fiを検討
2階建てや3階建ての広い一戸建て、あるいは通信経路の中間に水回りやコンクリートの壁があるといった電波に影響する間取りがある関係で、家全体にWi-Fiの電波が届きにくいケースでは、複数のWi-Fiルーターを使ってWi-Fiのエリアを拡張する仕組みの「メッシュWi-Fi」を検討してみましょう。
「EasyMesh」や「OneMesh」といったメッシュWi-Fiの規格と互換性があるルーター機器同士であれば、自由に組み合わせて自宅内にメッシュWi-Fiを構築可能。ここまでに紹介した「Archer BE450」と「Archer BE220」も、EasyMesh互換ルーターです。
たとえば1階にメインとなるルーター(メインルーター)、2階に子機になるルーター(サテライトデバイス)を置いてメッシュネットワークを設定すれば、2フロアにまたがる安定したWi-Fiネットワークを作れますし、サテライトデバイスを増設するとさらに広範囲な通信エリアにもなります。
もしも最初からメッシュWi-Fiを構築するつもりでWi-Fiルーターを選ぶなら、あらかじめ複数台のWi-Fiルーター・ユニットが同梱されたメッシュWi-Fiシステム「Deco BE22」がおすすめです。
Wi-Fiルーターとして見た「Deco BE22」は、5GHz帯の電波で2,882Mbps、2.4GHz帯の電波で688Mbpsのデュアルバンド高速通信ができるWi-Fi 7ルーター。
それにくわえ、メッシュWi-Fiシステムならではの特徴も。各ユニット間の接続ではWi-Fiと有線LANを同時利用できたり、家の中を移動しても常に快適なWi-Fi接続を維持できるAIローミングテクノロジー「シームレスAIメッシュ」に対応していたりと、メッシュWi-Fiを前提とした機能を搭載しているのが魅力です。

また、サテライトデバイスにする機器には、ルーター以外に専用の無線LAN中継器もあり。TP-LinkのデュアルバンドWi-Fi 7中継器「RE220BE」は、その名の通り2882Mbps(5GHz)と688Mbps(2.4GHz)のデュアルバンドWi-Fi 7を中継できるモデル。
しかも壁コンセントに直接差し込んで使えるため、省スペースで目立ちません。

新生活環境にぴったりのWi-Fi 7ルーターを見つけよう
ファミリー向けのオールマイティなモデルから高コスパモデル、広い間取りや複数フロアにも対応できるメッシュWi-FiシステムおよびWi-Fi中継器まで、生活スタイルに合わせて選べるWi-Fi 7機器を紹介してきました。
毎年のように新しい世代のモデルが発売されるスマホやPCと比べると、Wi-Fiルーターの世代交代スパンは数年サイクルで、そこまで頻繁ではありません。
とはいえ、ひとたび世代が更新されると通信速度や安定性が格段に向上しますし、なによりスマホやゲーム機、ネットワーク家電といった端末だけを最新世代に買い替えても、Wi-Fiの世代が古ければ100%のスペックを引き出せないもの。
新生活シーズンとなるこのタイミングで、ご自宅のWi-Fiルーターが古くなっていないかも再チェックしてみてください。もしかするとWi-Fi 7ルーターに買い替えることで通信環境が劇的に改善するかもしれませんよ。




Source: TP-Link
