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 ◇第98回選抜高校野球大会第9日 準々決勝 大阪桐蔭4―3英明(2026年3月27日 甲子園)

 春通算4度の優勝を誇る大阪桐蔭(大阪)は準々決勝で春夏通じて初めて8強入りした英明(香川)を4―3で下し、3年ぶりの4強入りで、歴代単独5位の春夏通算81勝を挙げた。29日の準決勝では優勝した22年以来、4年ぶりの決勝進出をかけ、専大松戸(千葉)と対戦する。

 2日連続で1点差の激闘を制し、西谷浩一監督は「いやもう本当に、苦しい試合ばかりで、体が持たないですけど」と汗をぬぐった。4失策と守りにほころびが出たことには「守りのミスがね、たくさん出てしまって、まだまだもっと練習しないといけないなと思いながらも、ゲームはゲームなので、もうその中でどれだけ修正して粘っていくか。もう、今はそれでやっています」と苦笑いだった。

 そんな指揮官を喜ばせたのは「4番・指名打者」で出場した谷渕瑛仁(3年)の一発。1点ビハインドの6回に先頭で右翼ポール際へ放ったソロは、大阪桐蔭の4番打者の本塁打としては12年小池裕也が光星学院との決勝で放って以来14年ぶりだった。「甲子園でなかなか最近ホームランもないので、久しぶりだなと思って、うれしかったです」と笑顔を見せた。

 投げては先発・小川蒼介(3年)が5回を6安打2失点と粘り、6回から背番号「10」の川本晴大(2年)が救援。1回戦の熊本工戦で3安打完封勝利を挙げた左腕は4回を1失点に抑えて粘る相手を振り切った。指揮官は「行けるところまで小川、もしくは、他の者でつないでと思っていました。小川であそこまでいけましたので、後半に川本がいければなと思っていました」とたたえた。