中山美穂スタッフの公式Xより

写真拡大

2024年12月6日に死去した女優・歌手の中山美穂の公式ホームページが今年3月末日をもって閉鎖されることが発表された。

中山のホームページは最新情報やプロフィルのほか、有料のファンクラブに加入すると中山による日記や写真、デジタルカレンダーなどが閲覧できた。だが、中山の死後は更新がほぼ停止、新規会員も募集を停止していた。なお、サイトの閉鎖については2024年12月20日時点で予告が行われており予定通りであるという。

ネットでは中山のファンと思われるユーザーの声として「残してほしい」「寂しい」「何とかサイトを残せないのだろうか」といった声が相次いでいる。

芸能人は本人が亡くなった後の公式サイトや運営していた個人ブログなどは、通常所属事務所や遺族が管理・運営することになる。だが、当然永久に残せるものではないため今回の中山のように閉鎖することが多いようだ。

例えば、タレントの飯島愛は2008年に死去した後も両親が管理人としてファンのために公式ブログを残していたが、父親の高齢化に伴い死去から7年後の2015年をもって閉鎖している。このように誰かが引き継いでも様々な事情から更新の停止や閉鎖はあり得るのだ。

なお、近年ではブログや公式サイトなども「デジタル遺品(実体を持たないデジタル上の遺品)」という認識が高まっている。例えば2018年に亡くなった俳優の大杉漣は当人の死去後、所属事務所が解散し彼の写真やコラムなども閲覧できなくなる可能性があったが、後日「大杉漣 記念館」として再オープン。同サイトは2023年に閉鎖したが、後に国立国会図書館インターネット資料収集保存事業に収集され現在でも閲覧が可能である。

また、インスタグラムでは亡くなったユーザーのアカウントを「追悼アカウント」という名称で残すことができるなど「デジタル遺品」は見直されつつあり、「亡くなった後のデジタル遺品をどう整理していくのか」は現代社会における大きな課題となりそうだ。