侍ジャパン戦に登板し、初回無失点に抑えたチェコ代表のオンジェイ・サトリア【写真:加治屋友輝】

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ワールド・ベースボール・クラシック

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は10日、東京ドームの1次ラウンド・プールC最終戦で日本代表「侍ジャパン」とチェコが対戦。チェコは先発のオンジェイ・サトリア投手が3番・村上宗隆、4番・吉田正尚のメジャーコンビを抑え、初回無失点とした。

 最終戦の先発を託されたサトリアは120キロ台後半のストレートと110キロ台の変化球を駆使し、制球良くストライク先行。1番・森下翔太を左飛に打ち取った。続く佐藤輝明に二塁打を打たれたが、村上は中飛に。2死三塁でバットコントロールに定評のある吉田からは空振りも奪い、最後は右飛に抑えた。日本が誇るメジャーコンビ2人を仕留め、無失点で立ち上がった。場内からは拍手も起こった。

 29歳のサトリアは前回2023年大会の日本戦で大谷翔平から三振を奪うなど力投。今大会を最後に代表を引退するといい、この日が国を背負うラストゲームに。本職は電気技師と話題になったが、実は「事務職」。24年11月、名古屋で行われた日本代表との強化試合の際に「THE ANSWER」の取材に対し「なぜかそういうことになっているけど、自分で工事をすることはないんだ。工事の管理をする事務職なんだよ」と明かした。

 この日は大谷はベンチスタート。再戦はならなかった。試合前はベンチ前に現れ、大谷のフリー打撃を期待したが、この日はなし。「悲しいね。彼がスタメンじゃないのも悲しいよ。もう一度彼と対戦したかったからね」と無念がったが、侍打線に堂々と立ち向かった。

(THE ANSWER編集部)