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全国の地質図を整備する産業技術総合研究所、産総研は、南阿蘇村でのドローン磁気探査で急峻な火山地帯での地下構造が解析できたことを発表しました。


産総研は、2023年3月、南阿蘇村吉岡の噴気地帯で、ドローンを使った磁気探査を実施。

磁気探査は、岩石ごとの磁気の違いを利用して地下構造を推定する方法です。

これまで急峻な火山地帯では詳しい探査が困難でしたが、ドローンは低空で飛行できるため、より詳しいデータが取れたということです。

噴気地帯には、磁気が低い領域が分布していて、過去の調査で、「熱水変質帯」とされた部分と一致したことが分かりました。

「熱水変質帯」は岩石が高温の水やガスと化学反応した部分で斜面災害に影響する可能性があるということです。

■産総研(地質情報研究部門)宮川歩夢・研究グループ長
「すでに我々が調査した地質の情報に加えて、こういった磁気情報を使うことによってより正しく、より高精度に地下の情報を知ることが出来るだろうと考えています」

今後は危険地帯に立ち入らずに災害のリスク評価ができるとということです。