Image: Raymond Wong / Gizmodo US

まだ大刷新は未来の話…?

Google(グーグル)がChrome OSに改革をもたらし、Androidと統合した新路線へ進む方針が注目を集めています。これによりChromebookがもっともっと使いやすくなり、これぞ真のPCと呼べる存在になるやも? そんな期待が高まってはいますが、実現までには予想より長い時間がかかりそうですよ。

統合OSのリリースはいつ?

Chrome OSとAndroidを統合して誕生する新OSには「Aluminum」のコードネームが付されています。当初はGoogleでChrome開発チームを率いるSameer Samat氏が、2026年にも登場するとほのめかしていました。

この新OSについては、開発中バージョンを見たとされるQualcomm(クアルコム)のCEO、Cristiano Amon氏が大絶賛していた、とされる報道も。

とはいえ、Googleが一連の独禁法違反をめぐる裁判で語っている内容から察すると、いきなり今年中に大きく生まれ変わるChrome OSの進展が見られることはなさそうです。

Googleの担当弁護士からの証言リークによれば、2026年内にはAluminumの内部テストに使用されるバージョンが出るかどうかというレベル。このタイムラインからすると、早くても2028年まで正式リリースはないという見方が有力なんだとか。

いまChromebookを買っても大丈夫?

Chrome OSの大刷新がまだ先の話だとすると、現行のChromebookの扱いは悩ましいところです。

Googleは、ChromebookのOSを10年間更新サポートする方針を示してきました。しかしながら、訴訟関連のリーク情報では、Chrome OSは2034年には終焉を迎えるとの指摘が。

そうなると、いま購入したChromebookは、このままだと最長でも8年間のOSアップデートとなってしまいそうですよね〜。

ちなみに、リークされたAluminumの動作画面などからわかるのは、あくまでもChromeブラウザがベースになっている現行のChrome OSと、さほど大きな違いは見られないということ。

たとえば、Androidスマホのスクリーンが、そのままパソコン画面で大きく表示されたようなデザインながら、タスクバーの存在も確認できるといったイメージらしく、UI(ユーザーインターフェース)などの改良はこれからなのでしょう。

Image: Raymond Wong / Gizmodo US

Androidスマートフォンで利用するAndroidアプリと、Chromebookでも使えるAndroidアプリでは、明らかに使用感が異なります。もっとスムーズにパソコンの大画面でもAndroidアプリが使えるといいのにな。

その願いをかなえる新OSとして、Aluminumには大きな期待がかかるものの、そこまでChrome OSの頃と変化がないなら、逆に現行ChromebookからAluminumへアップグレードできてしまう可能性も否定できません。

なお、一連のリークは、Chromeブラウザの独禁法違反が中心の裁判資料から出てきたものなので、訴訟でGoogleが「やっぱりChrome OSにとってChromeブラウザは欠かせないんじゃい!」と主張するための壮大な裏付け作りだったりする可能性も?

あるいは実際は、すでにChromeブラウザベースのOSという足かせを取り払った新OSとしての開発が進んでいたりするのかな?

まずは5月のGoogle I/Oでの詳細発表を待つとしましょう。