“キーパー王国ベルギー”で存在感を示すふたりの守護神。「パリ五輪世代の若き日本人GKの競演」と現地でも注目を集めた【現地発】
「(残留争いに苦しんだ)昨シーズンと違って、今シーズンはチームが負けることに慣れてない。だから負けるとみんな、ロッカールームですごく落ち込んでます。次の試合に向けてどう戻ってくるかが大事だと思ってます」(小久保)
「僕たちは少し、落ち込んでいる。負けて本当にがっかり。それでも僕たちは次の試合にフォーカスしないといけない。ポジティブさを保ちたい」(谷口。ベルギーメディアに英語で)
「そこが昨シーズンとは違うところ。おっしゃる通り、みんながひとりのために走って、ひとりがみんなのためにやっているので、そこはすごくいいチームになってきていると思います」(小久保)
11月の国際マッチウイーク間近のアントワープ戦後、谷口は「今回、代表に選ばれた3人(谷口、小久保、後藤)は得てきたものをしっかりSTVVに持ち帰って、チームの“基準”を上げないといけない」と言っていた。今回、アントワープに競り負けたとは言え、今季、ベルギーリーグでサプライズを起こしているSTVVの奮闘ぶりを見ると、彼らの“基準”は間違いなく高まっているのではないか?
「そこは間違いなく(基準が上がっている)。(代表に選ばれた)みんながいい刺激をもらって、このチームに還元しているので、いいものを持ち帰って来れていると思ってます」(谷口)
その基準の高まりは、勝利への貪欲な姿勢、自らのサッカーを追求する姿勢につながり、今季のSTVVのハイパフォーマンスと好成績に結びついている。
取材・文●中田 徹
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