「解決の出口は見えない」いまだに続くエムバペとヴィニシウスの“機能不全”問題 オサスナ戦では「あまりに滑稽な」シーンが話題に…【現地発】
もっとも、二人の本性を放棄させることに解決策はない。肝要なのは、それらを「秩序」の内に収めることだ。誰か(例えば、監督という職を預かる者)が、どこから攻め、誰が誰を補完し、いつ一方が他方の守備を肩代わりすべきかを決定せねばならない。そして、それを遂行せぬ者を、そう――ピッチから去らせる勇気を持つことだ。
過去10年間の偉大なるマドリーは、単なるスターの集積ではなかった。そこにはモドリッチとクロースによって統制された、外科手術のような精密さを誇る「空間の分配」が存在したのだ。「7番」は「9番」が然るべき位置にいると信じ、「8番」と「10番」の奏でる静寂が、混沌を秩序へと変容させていた。
文●マヌエル・ハボイス(エル・パイス紙ジャーナリスト)
翻訳●下村正幸
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【画像】エムバペ・ヴィニシウス問題を象徴するオサスナ戦のワンシーン
