KNB北日本放送

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受験シーズンがピークを迎える中、インフルエンザの感染拡大が止まりません。
今シーズン2回目の「警報レベル」となりました。

政岡内科病院 政岡陽文院長
「先週1週間で30人くらいですかね、まず学校で子どもさんの感染が拡大して、それから家庭内で感染して、成人が今来ているという状態だと思います」

県内の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、去年11月下旬に一度流行のピークを迎えてから数が減り、先月下旬から再び増え始めました。
きょう発表された、今月22日まで1週間の患者数は1医療機関あたり36.51人で、9週ぶりに警報レベルの30人を超えました。
県内すべての地域で患者が増え、その8割以上からB型のウイルスが検出されています。
この病院を訪れる患者も下痢や嘔吐(おうと)などB型の症状を訴える人がほとんどで、その数は例年より多いといいます。

政岡陽文院長
「B型は3月くらいにちょっと流行るんですけど、今年はすごくそれが早くて数が多い。ちょうど今受験シーズンにぶち当たっているので、ちょっと心配なんです」

年代別では、70代を除くすべての年代で増えています。
きょうは県内の小・中・高校など21校で学級閉鎖や学年閉鎖となっています。
受験など大事な場面を控え、治療薬を予防的に服用したいと希望する人もいるということです。

政岡陽文院長
「もし万が一感染した場合は、受験生に予防投与っていう方法もあるので、そういうことも一つ考えるのがいいかなと思ってます」

予防投与は、ウイルス保菌者や患者と濃厚接触した人が主な対象で、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。
希望する場合は、かかりつけ医に相談してほしいとしています。

富山市内の学習塾では、塾生に うがいや手洗いなど基本的な感染対策をあらためて呼びかけているということです。