岩国市職員を懲戒免職 懇親会の会費など450万円余りを着服 職員の相次ぐ不祥事を受け再発防止に取り組む中で
岩国市は有志の職員らでつくる会合やクラブ活動の会費を3年間にわたってあわせて450万円あまり横領していたとして、48歳の男性職員を懲戒免職処分としました。
処分を受けたのは岩国市建設部道路課の48歳の男性主任です。
岩国市によりますとこの男性は同期の職員でつくる任意の会で2010年ごろから1人で会計を担当していて、懇親会などを開く際に必要な額を上回る会費を引き出し余った金を着服していたということです。
また、有志の職員らでつくるクラブ活動でも1人で会計を担当していて、2015年から8年あまりにわたって同様の手口でおよそ154万円を着服していました。
別の職員から「男性が同期会の会計状況の確認に応じない」と市に報告があり発覚しました。
市の聞き取りに対し男性は事実を認めていて、「遊興費や借金の返済にあてた」「罪悪感が薄れていった」などと話しているということです。
市は「任意の親睦的な集まりで会計報告が定期的に行われていなかった」とし公務外の行為であるものの公務員の信用を失墜させる行為だとして懲戒免職処分としました。
被害金は全額返済されていますが今後刑事告発も検討するとしています。
岩国市では2022年以降職員の不祥事が相次いでいて、去年10月に再発防止対策報告書をまとめ、翌月には全職員を対象に倫理研修を実施していました。
岩国市の福田市長は「引き続き職員の倫理意識の向上に努め、市民の皆様の信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
