苦しんだマン・Cがハーランド土壇場PK弾でアンフィールド攻略!…遠藤不出場のリヴァプールはソボスライ驚愕FK弾で先制も…
前節、ニューカッスルに快勝を収めた6位のリヴァプール。トップ4争いにおいてホームで勝ち点3獲得が重要となる中、難敵相手にリーグ連勝を目指した。その前節からはメンバー変更を行わず、遠藤は引き続きベンチスタートに。
対して前節はトッテナム相手に2点差を守り切れずに痛恨のドローとなった2位のマン・Cだが、カラバオカップではニューカッスルに快勝。バウンスバックの勝利とともに決勝進出を果たした。その試合からは先発数名を入れ替え、ロドリ、アーリング・ハーランドら主力が復帰している。
開始早々のゴールとはならなかったが、以降もボールを握って主導権を掴むマン・C。アントワーヌ・セメニョのミドルシュートやセットプレーでゴールの機会を窺う。ただ、時間の経過とともに流れの中では攻め切れない場面が続くと、22分にはセットプレーからマルク・グエイがヘディングシュートを枠に飛ばすが、これはGKアリソンの守備範囲。
一方、粘りの守備で守勢の時間帯を凌いだリヴァプールも前半半ばを過ぎて鋭い縦パスや相手の背後を狙う仕掛けで押し返す。30分過ぎにはアレクシス・マック・アリスターの中央へ差し込むパスからモハメド・サラーのミドルシュート。ボックス左に抜け出したウーゴ・エキティケのカットインシュートと良い形を作り出す。
一進一退の攻防が続いた前半終盤にはやや攻勢を強めたマン・Cが波状攻撃からオマル・マルムーシュの鋭いミドルシュートでゴールに迫ったが、注目の上位対決は0-0のまま前半終了を迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半はホームチームが勢いを持って入る。スムーズなトランジションから中央、サイドと良い形の揺さぶりを続けると、ボックス内で左右からのクロスに反応したエキティケに決定機が訪れるが、肝心のシュートを枠に飛ばせず。
後半に入って流れが悪いマン・Cは味方との接触で脳震とう疑いのアブドゥコディル・クサノフの交代を余儀なくされたタイミングで、ルベン・ディアスともにマルムーシュを下げてラヤン・シェルキを同時投入。だが、交代直後の64分にはフロリアン・ヴィルツに決定的なシュートを許すなど、流れを引き戻せない。
後半はワンサイドゲームを展開したものの、最後の仕上げの部分だけがうまくいかないリヴァプールだったが、チームが誇る強烈な“飛び道具”が待望の先制点をもたらす。74分、ペナルティアーク手前中央で得たFKの場面でキッカーのドミニク・ソボスライが右足アウトにかけた鋭いシュートを放つと、壁の内側から急速に右へと軌道が変わったボールが右ポストの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。
名手ジャンルイジ・ドンナルンマも一歩も動けないソボスライの驚愕のFK弾で均衡が敗れた一戦。沸きに沸くアンフィールドの空気に後押しされたホームチームが果敢に追加点を狙っていくが、逆転でのリーグ制覇へこれ以上の取りこぼしが許されない2位チームが意地を見せる。
84分、相手陣内ボックス右角でシェルキが入れたクロスがマック・アリスターの背中にディフレクトしてボックス中央へ流れると、ハーランドのヘディングパスに反応してゴール前に飛び出したベルナルド・シウバが左足ダイレクトで流し込み、厳しい流れで同点に追いついた。
土壇場で1−1の振り出しに戻った試合はここから白熱。互いに勝ち点3を目指して攻め合う展開の中、マン・Cが再び底力を示す。7分が加えられたアディショナルタイムにボックス右に抜け出したマテウス・ヌネスがGKアリソンとの交錯でPKを獲得。ここでキッカーのハーランドがプレッシャーがかかるPKをきっちり成功させ、敵地で逆転に成功した。
