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人生100年時代、現役世代を駆け抜けた後はどのように過ごせばいいのでしょうか。精神科医の保坂隆先生いわく、人生後期は無理をせず「ほどほど」をキーワードに過ごすことが大切とのこと。『精神科医が教える 人生を楽しむ ほどほど老後術』より、日常生活を元気に楽しく暮らすための知識をご紹介します。

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不眠の対策はいろいろあるようですが、寝つきが悪いときは、タマネギのスライスを枕元に置くと安眠できます。タマネギには「硫化アリル」が豊富に含まれ、その匂いにはイライラや落ち着かない気分の鎮静効果があります。

匂いだけではなく、食べても効果があるのがタマネギで、体を温めて血液循環をよくするビタミンB1を含み、この体温の上昇が眠気を誘います。タマネギの硫化アリルは、血中のコレステロールを減らして、血液の流れもよくしてくれます。

酢も血液の流れを活発にし、体を温める働きをする食品。快眠への最強コンビがタマネギと酢というわけです。

そこで、鎮静効果を確実に得られて、簡単につくれる「酢タマネギ」のつくり方を紹介しておきます。

「酢タマネギ」のつくり方


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(1)タマネギを2個、横半分に切り、繊維にそって薄く切っていきます。これを水でしばらくさらし、水気をきってから、ひとつまみの塩で軽くもみます。

(2)カップ1杯半の酢を鍋に入れ、人肌程度に温めます。ハチミツをカップ半分加え、軽く混ぜ合わせます。

(3)密閉容器に(2)を移し、(1)を入れ、蓋をして軽く容器を振ってなじませます。

そのままの状態で半日以上置き、あとは冷蔵庫に保存してください。夕食時や眠る30分から1時間前に、少量を取り分けて食べます。ここでつくった分量が、1人あたりの1週間分です。冷蔵庫で1週間は保存できますから、週に1回つくればいいでしょう。

タマネギの皮にも効果があります。洗って陰干しにしたものを煎じ、冷蔵庫に保存しておき、お茶がわりに飲むと、寝つきの悪さを改善するのに役立ちます。