訪問看護ならではの勤務システム「オンコール体制」とは?【訪問看護のアイデア帖】
【訪問看護の働き方】オンコール体制
訪問看護ならではの勤務システムです。
オンコール体制とは
訪問看護のオンコールは、休日・夜間などの営業時間外に、療養者やその介護者からの電話に対応する当番のことです。オンコールの対応は、担当の訪問看護師が専用の携帯電話を持ち、療養者や介護者からかかってきた電話に応じるというかたちが一般的です。
電話がかかってくると、オンコール対応の看護師が状況を聞き取って口頭で指示を出したり、必要時には訪問したりと、看護師が対応を判断する必要があります。多くのステーションでは、オンコール当番看護師は自宅待機となり、いつでも緊急出動できるような体制にしています。
オンコールのギモンQ&A
Q1 オンコール回数は?
オンコールを担当する回数は、月に4 ~8回ほどです。ただし、ステーションの規模やオンコールに携わっている人数により左右されます。オンコールの担当は、日替わりや、1週間交代など、さまざまです。
Q2 オンコール手当は?
オンコール手当は、1回当たり2000円前後が多いです。調査によると、1回当たり3000円以下が全体の約72%を占めます(全国訪問看護事業協会「訪問看護ステーションにおける24時間対応体制に関する調査研究事業(平成27年度)」)。
Q3 オンコールは何人でやるの?
全国訪問看護事業協会の調査によると、訪問看護ステーションのオンコール当番は、1人体制が約4割、2人体制は約3割となっています。
1人体制の場合、基本的に1人で緊急対応をすべて行わなければなりません。2人体制の場合、メインとサブに分けてオンコールを担当します。2人体制にするのは、「メイン担当者が電話に出られなかった時など、万が一に備える」「終末期や重症度の高い療養者が多い(オンコールが多い)」といった理由からです。2人体制の安心感はありますが、その分オンコール回数が増えてしまうというデメリットもあります。
【出典】『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』著:星の砂

