今なら完全アウト!? 昭和テレビの“放送禁止級”ゆるすぎ基準とは【図解 昭和の話】

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子どもには見せられない! ゆるすぎる放送基準

今なら確実に放送禁止

昭和のテレビを振り返ると、今の放送基準では考えられないようなシーンが堂々と流れていました。お笑い番組では過激な暴力的演出や下ネタが飛び交い、ドラマでも差別的な言葉がそのまま使われていました。子ども向け番組でさえ、今なら放送できないようなブラックジョークがしばしば登場していたのです。昭和後期頃まで、放送の細かな自主規制は設けられていませんでした。

そしてもうひとつ、昭和の放送を特徴づけるのが、生放送の多さです。テレビはまさに「今」を映すメディアでした。録画技術が一般化する前の時代、番組の多くは”ぶっつけ本番”。台本にないトラブルや出演者のアドリブ、ハプニングがそのまま流れることも珍しくありませんでした。そんな予測不能の空気が、視聴者にとってはスリルであり、テレビの”生きている感じ”を生んでいたのです。

さらに、音楽の楽しみ方も現在とは大きく異なっていました。ラジオのリクエスト番組は定番でしたが、昭和には有線放送に電話をかけて直接リクエストする方法も広まっていました。流れる音楽は、リスナーたちのリアルな声によって選ばれていたのです。

昭和の放送は、現在よりも自由さと危うさが同居した熱気を帯びた舞台でした。

今では放送禁止!? 昭和の過激表現

現代では放送規制や多様化の風潮も相まってやわらかい表現が増えていますが、昭和はそんなことお構いなしの過激な表現が当たり前にテレビで流れていました。

暴力的演出

下ネタ

差別的表現

昭和の放送あるある

生放送が多かった昭和の時代。予想外の出来事や出演者のアドリブがそのまま電波に乗り、視聴者はリアルな臨場感を楽しんでいたのです。また、音楽を聴く手段も限られていたため、有線・ラジオ放送に電話して好きな曲をリクエストする人も多くいました。

生放送の番組が今より多かった

有線・ラジオ放送に電話して曲をリクエスト

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』監修:町田 忍