人気絶頂のトヨタ「アルファード」残価設定ローンで買うのはアリ?  “背伸びして”高級車を購入するときの注意点とは?

写真拡大

アルファード」残価設定ローンで買って大丈夫?

 プレミアムなミニバンとして、日本だけでなく世界的にも大ヒットしているトヨタ「アルファード」。

 車両価格は510万円〜1000万円以上という超高級モデルですが、どのような買い方が賢い方法なのでしょうか。

アルファードPHEV」

【画像】「えぇぇ!」 これが話題の「最新アルファード」 です!(30枚以上)

 2025年7月期の新車ランキングでアルファードは5位にランクイン。2023年の現行モデル(4代目)登場から2年以上が経過した現在、ミドルサイズの人気ミニバン「ノア(8位)」や「ヴォクシー(7位)」よりも売れていることに驚かされます。

 そんな高額の人気車ゆえに、市場での人気動向にリセールが影響されやすく、中古車の流通量が少なかった今までは超高額なリセールが期待できたのですが、デビュー直後の車両が初回の車検を迎える前に中古車市場で出回り始めており、状況が変化しています。

 都内の自動車販売店オーナーN氏によると、まだ高値での取引が続いているものの、登場から3年を迎えて一気に流通量が増える予想がされており、値崩れする可能性も否定できないと言います。

「今でもハイブリッドモデルはかなりの高額で取引が続いていますが、今後はお求めやすい2.5リッターガソリンモデルが市場に大量に出回ることが予想されており、徐々に取引価格も下降してくるでしょう」(自動車販売店オーナーN氏)

 現在は、「一括購入」「ローン」に加え、「残価設定ローン」や「カーリース」「サブスクリプション(サブスク)」など、多様なさまざまな新車の購入方法(支払い方法)があり、最近は残価設定ローンを利用する人も増えています。

 残価設定ローンはほかの購入方法(一般的なローンやサブスクなど)と何が違うのでしょうか。

「残価設定ローンはその名の通り、リセール時の残価を事前に設定し総額から予め差し引いた額を支払う購入方法で、一般的なローンの購入より月々の支払いをグッと抑えることができるのが最大のメリットです。

 一方で残価を確保するための走行距離制限や、ローン終了時に元の状態に戻せないカスタムが禁止される車両状態の制限など縛りも複数あり、注意が必要です」(自動車販売店オーナーN氏)

 残価を事前に設定することで市場にあまり影響されることもなく、当初の予算以上のクルマも購入できるようになるなど選択肢が広がるメリットがありますが、アルファードはローン終了後の残価一括支払いに想定以上の費用がかかるケースが多く、車検前に手放す人が増えそうというのが現状のようです。

 また、クルマの新しい所有方法として、サブスクを利用するという方法もありますが、どのような人に適しているのでしょうか。

「契約途中でも解約が自由な『解約金フリープラン』なども用意されていますが、契約プランにはこちらで選べない任意保険がセットになっており、しかも今までの保険等級を引き継げません。

 残価設定プランと同じような“縛り”もあるため、よほど頻繁にクルマを乗り換える人以外はメリットを感じにくい購入方法かもしれません」(自動車販売店オーナーN氏)
※ ※ ※

 残価設定ローンの契約満了時は、残価を一括で払うか、再びローンを組むか、もしくは車両を返却しなければなりません。

 自分の収入と支出のバランスをよく考え、支払い能力に見合った車種を選ぶべきですが、「乗りたいクルマに乗る」というのも経験も捨てがたいものです。

 若いうちに高級車に乗ることで多くの学びを得る、という選択も悪くないかもしれません。

※2025年9月17日20時02分に一部内容を訂正いたしました