アンティカ オステリア デル ポンテの高級イタリアンランチを編集部がレポート。丸ビル高層階で、和牛ステーキやフォアグラを

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◆アンティカ オステリア デル ポンテの高級イタリアンランチを編集部がレポート。丸ビル高層階で、和牛ステーキやフォアグラ

丸ビル36階に位置する「アンティカ オステリア デル ポンテ」は、ミラノの星付きレストランの味が楽しめるイタリア料理の名店。

こちらでは、低温調理したフォアグラのテリーヌ、自家製の手打ち麺を使ったパスタ、濃厚な味わいの和牛ステーキなど、伝統と進化を融合させた芸術的な料理をいただけます。欧州の邸宅を想起するエレガントな空間にも心が弾み、至福のひとときに。あふれる魅力を編集部の舩坂がレポートします。


天才シェフ、サンティン氏によるレシピと味を堪能できる
丸の内ビルディングの36階に位置する「アンティカ オステリア デル ポンテ」は、日本にいながらにして世界的に名高いイタリアンの巨匠、エツィオ・サンティン氏の味とレシピを堪能できるレストランです。

料理のポイントとなるのは、その時々の旬である最もよい食材。イタリアはもちろん、日本各地から厳選して取り寄せているのだそう。そんなこだわりの食材を使って作られるのは、郷土料理の伝統を大切にしながらも、シェフの独創的な感性を加えた優美な料理。繊細で上品な味わいに思わず感動してしまいます。

本日ご案内していただいたのは、重厚感と優雅さを兼ね備えたとても贅沢な個室。大きな窓からは爽やかな光が差し込み、東京ならではの絶景を望みます。特別感あふれる空間は、家族との会食や接待といった大切な集まりにおすすめです。


複雑な余韻に浸って。高級魚を使った“小さなお楽しみ”
コースの一品目は「最初のお楽しみ」。ジャガイモのブリニーに、愛媛・宇和島産のヒラスズキのマリネとサワークリームを添えたものです。

白身魚の中でも最上級と言われるヒラスズキ。ふくよかな旨みが広がり、紅茶・ラプサンスーチョンのスモーキーな燻製の香りがアクセントに。

そんなヒラスズキのマリネをしっとりとした食感のブリニーがクッションのように包み込み、サワークリームのほどよい酸味が重なっていきます。

小さいながらも、香り、旨み、食感が重なり合い、複雑な余韻を残す洗練された一品でした。ストーリーを感じさせる料理をいただき、アミューズへの期待も膨らみます。


生ハム、新玉ねぎ、フレッシュチーズの贅沢なアミューズ
続いての「アミューズ」は、エディブルフラワーを飾っていて見た目にも華やかです。

スイス産の生ハムの下に潜んでいるのは、しっとりと火を通したのち冷製にした淡路産の新玉ねぎと、イタリア発祥のフレッシュチーズ・ブラータ。それらをアンチョビのペーストとともに堪能します。

まろやかで甘みがたっぷりの新玉ねぎと、ブラータのクリーミーな酸味、生ハムのほどよい塩気。さらに、アンチョビの濃厚な旨みが加わり、絶妙なハーモニーを奏でます。


じっくり低温で仕上げる名品。フォアグラのテリーヌ
前菜は「フォアグラのテリーヌ アルザスワインのゼリーを添えて」。こちらは定番の人気メニューなのだそう。

ルージェというカモフォアグラを使用し低温で丁寧に仕上げたテリーヌは、シェフの技が光る極上の一品。フォアグラのコク深い脂が広がっていき、あまりのおいしさにうっとりしてしまうほど。パンとの相性もいいですね。

テリーヌの横に添えられているのは、アルザスの貴腐ワインのゼリーと根セロリとリンゴのピューレ。フルーティでスパイシーな味わいで、フォアグラの旨みをさらに際立たせます。

クラシカルなフォアグラのテリーヌのよさも楽しみつつ、ゼリーやピューレの爽やかさもプラスされて、新しさも体験できる前菜でした。


フランス産のウサギを使った奥深い味わいのラグーソース
本日のパスタは「タリオリーニ・アッラ・キタッラとウサギのラグー ズッキーニ、リコッタサラータと共に」。

使用しているのはこだわりの手打ちパスタ。埼玉・川越で生産されているスーパーエッグの卵黄だけを練り込んでいるのだそう。味わってみると、とても味が濃くてなめらかな口当たりです。

ラグーの決め手となるのは、フランスから取り寄せているウサギのモモ肉。ウサギの骨まで使いしっかり出汁を取り、奥深くインパクトのあるソースに。さっぱりと爽やかなズッキーニとリコッタチーズのコントラストも素晴らしい。

素材の魅力を最大限に引き出し、手間を惜しまず作られたパスタとソース。とても滋味深い味わいで、幸福感に浸ることができました。


ゴボウのコンフィも美味。天然アイナメのグリリアータ
メインディッシュは、魚料理または肉料理からセレクトすることができます。

本日の魚料理は「天然アイナメのグリリアータ サルサグレモラータ 西洋わさびのアクセント」。一見、鉄板焼きスタイルの伝統的なグリリアータなのですが、実はサプライズ感があって素敵。

まずは、ゴボウや万願寺とうがらしなどの日本産食材が登場。ゴボウは、赤ワインビネガーとはちみつでマリネしたコンフィになっています。ゴボウのコンフィ…?と意外な組み合わせに驚いてしまいましたが、とてもマッチしていて柔らかな酸味が絶妙。

天然のアイナメは、ニンニクとアンチョビの塩気にレモンと西洋わさびの爽やかさをプラス。ほどよい脂と柔らかな身によく合います。

和と洋の交わる魚料理でこちらも絶品でした。


イタリアの魅力も感じさせる。濃密な旨みの和牛ステーキ
もう一方のメイン、肉料理は「全国から取り寄せた和牛のステーキ モリーユ茸とドライトマトのソース」です。

今回いただいたのは、北海道産の白老の黒毛和牛でしたが、毎日その日にいいものを仕入れているため、日によって肉のブランドは変わるのだそう。柔らかな肉質の和牛ですが味わいはガツンとインパクトがあります。例えるなら、イタリアの風格を纏った和牛ステーキとった感じでしょうか。噛むたびに脂の甘みと赤身の旨みがジュワッと広がり力強い味わい。

添えられているのは、フランスから取り寄せている高級キノコ・モリーユのソテーと、低温で乾燥させた甘みのあるセミドライトマト。さらに、そら豆やコーンといった夏の野菜も。モリーユ茸の芳醇な香りと、ドライトマトの凝縮された甘酸っぱさが重なり、よりステーキをおいしくいただけました。