ダウ平均は反落もIT・ハイテク株に買い続く リスク選好のムードは温存=米国株概況
NY株式13日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均 42140.43(-269.67 -0.64%)
S&P500 5886.55(+42.36 +0.72%)
ナスダック 19010.09(+301.75 +1.61%)
CME日経平均先物 38395(大証終比:+195 +0.51%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落したものの、IT・ハイテク株への買い戻しは活発化し、ナスダックは大幅続伸となった。ただ、全体的に前日の急伸は一服。
IT・ハイテク株については、トランプ大統領が中東を歴訪しており、本日はサウジを訪問していた。サウジから6000億ドル規模の投資確約を得ており、その中には、アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルやオラクル<ORCL>、セールスフォース<CRM>、AMD<AMD>、ウーバー<UBER>といった両国における最先端の変革技術に対する800億ドルの投資も含まれている。そのほか、トランプ政権はUAEに対して、エヌビディア製の最先端の半導体100万基以上の輸入を認める取引について検討していると伝わっていた。
取引開始前に4月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は前月比0.2%上昇、前年比2.3%上昇と予想を下回る内容となった。前年比での上昇率は21年2月以来の低水準。ただ、短期金融市場での年内の利下げは2回の見通しで変わらず。
消費のモメンタム低下が観測されている中、企業は1-3月の関税前に仕入れた在庫が尽きるまでコスト転嫁を先送りしている可能性が示されている。また、今回のCPIはトランプ関税の影響がまだ十分に出ていないとの見方も出ていた。株式市場の反応は限定的で、FRBの利下げ期待にも変化はない。年内は2回の利下げで、6月、7月はなく、9月が最有力となっているようだ。
週末の米中貿易協議の予想外の進展で、市場はリスク選好のムードを高めている。前日の米株式市場でダウ平均は1100ドル超急伸していた。さすがに本日は一服感が出ていたものの、下値での買い意欲は復活している模様。一気に市場の雰囲気が反転しており、トランプ関税による貿易摩擦が米経済を景気後退に陥れるとの見方が急速に後退している。
エコノミストからは景気後退のシナリオを撤回する動きも出ているほか、「直近の上昇の流れに乗り遅れている投資家も多く、4月2日の解放の日以降の下げは解消しているが、もうしばらく上値余地はある」との指摘も聞かれる。
ここに来て実に楽観的ムードが市場には広がっているようだ。
ユナイテッドヘルス<UNH>が大幅安。取引開始前にウィッティCEOが個人的な理由により辞任することを受け、ヘムズリー会長がCEOに任命する人事を発表。また、同社は医療費が予想を上回る見通しから、2025年の見通しを一旦取り下げると発表した。
ボーイング<BA>が4日続伸。同社は、米中貿易摩擦の影響を受け易い銘柄としてみなされているが、本日、中国当局が同社の航空機の納入を拒否するよう求めた国内航空会社への指示を約1カ月ぶりに解除したと伝わった。
太陽光関連機器のエンフェーズ・エナジー<ENPH>が続落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の46ドルから39ドルに引き下げた。前日終値よりも19%低い水準。米連邦政府の税制変更による住宅用の太陽光発電需要への逆風を理由に挙げた。
仮想通貨交換業者のコインベース<COIN>が大幅高。S&P500の算出銘柄に採用される。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは前日引け後に、同社を来週19日月曜日の取引開始前からS&P500に組み入れると発表。
ダウ平均 42140.43(-269.67 -0.64%)
S&P500 5886.55(+42.36 +0.72%)
ナスダック 19010.09(+301.75 +1.61%)
CME日経平均先物 38395(大証終比:+195 +0.51%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落したものの、IT・ハイテク株への買い戻しは活発化し、ナスダックは大幅続伸となった。ただ、全体的に前日の急伸は一服。
IT・ハイテク株については、トランプ大統領が中東を歴訪しており、本日はサウジを訪問していた。サウジから6000億ドル規模の投資確約を得ており、その中には、アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルやオラクル<ORCL>、セールスフォース<CRM>、AMD<AMD>、ウーバー<UBER>といった両国における最先端の変革技術に対する800億ドルの投資も含まれている。そのほか、トランプ政権はUAEに対して、エヌビディア製の最先端の半導体100万基以上の輸入を認める取引について検討していると伝わっていた。
取引開始前に4月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は前月比0.2%上昇、前年比2.3%上昇と予想を下回る内容となった。前年比での上昇率は21年2月以来の低水準。ただ、短期金融市場での年内の利下げは2回の見通しで変わらず。
消費のモメンタム低下が観測されている中、企業は1-3月の関税前に仕入れた在庫が尽きるまでコスト転嫁を先送りしている可能性が示されている。また、今回のCPIはトランプ関税の影響がまだ十分に出ていないとの見方も出ていた。株式市場の反応は限定的で、FRBの利下げ期待にも変化はない。年内は2回の利下げで、6月、7月はなく、9月が最有力となっているようだ。
週末の米中貿易協議の予想外の進展で、市場はリスク選好のムードを高めている。前日の米株式市場でダウ平均は1100ドル超急伸していた。さすがに本日は一服感が出ていたものの、下値での買い意欲は復活している模様。一気に市場の雰囲気が反転しており、トランプ関税による貿易摩擦が米経済を景気後退に陥れるとの見方が急速に後退している。
エコノミストからは景気後退のシナリオを撤回する動きも出ているほか、「直近の上昇の流れに乗り遅れている投資家も多く、4月2日の解放の日以降の下げは解消しているが、もうしばらく上値余地はある」との指摘も聞かれる。
ここに来て実に楽観的ムードが市場には広がっているようだ。
ユナイテッドヘルス<UNH>が大幅安。取引開始前にウィッティCEOが個人的な理由により辞任することを受け、ヘムズリー会長がCEOに任命する人事を発表。また、同社は医療費が予想を上回る見通しから、2025年の見通しを一旦取り下げると発表した。
ボーイング<BA>が4日続伸。同社は、米中貿易摩擦の影響を受け易い銘柄としてみなされているが、本日、中国当局が同社の航空機の納入を拒否するよう求めた国内航空会社への指示を約1カ月ぶりに解除したと伝わった。
太陽光関連機器のエンフェーズ・エナジー<ENPH>が続落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の46ドルから39ドルに引き下げた。前日終値よりも19%低い水準。米連邦政府の税制変更による住宅用の太陽光発電需要への逆風を理由に挙げた。
仮想通貨交換業者のコインベース<COIN>が大幅高。S&P500の算出銘柄に採用される。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは前日引け後に、同社を来週19日月曜日の取引開始前からS&P500に組み入れると発表。
