「いくつかオファーをいただいたなかで...」藤井智也が移籍を決断した理由とは?「湘南が一番、成長できる」
同イベントでは高校サッカー選手権に参加中の流経大柏FW松本果成を除く新加入7選手が登壇。それぞれの選手が新天地での活躍を誓ったなかで、やはり最も注目すべきは、鹿島アントラーズから加入した藤井智也だろう。
会見中、スポーツダイレクターの吉野智行氏は藤井を「トップスピード指数や、ドリブル突破からのシュート数、クロス数で際立った数字を残した」と評価。実際、昨季の藤井のトップスピードは時速35.4キロで、ガンバ大阪の山下諒也と並んでJ1トップタイだ。本人も「とにかくスピードを見てほしい」とアピールした。
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会見終了後の囲み取材で、藤井は移籍の背景を明かした。
藤井は大学4年時の20年にサンフレッチェ広島で特別指定として15試合に出場。21年に29試合、22年に27試合でピッチに立って評価を高め、冬のオフに鹿島への完全移籍を決断した。
鹿島では23年に22試合、24年に25試合と出場数だけを見ればまずまずの結果だが、サブ起用が多く、十分な出場時間を得られず。2年間での悔しさを、湘南の地でぶつけるつもりだ。
「去年はプロ入り後で初めて、年間を通して3点取れたので、すごく達成感があった...というのは冗談で(笑)。途中出場が多く、満足なシーズンではなかった。
でも、ゴールの快感があったのは事実で、5点、6点と取れればどれだけ気持ち良いのか、実感してみたい。湘南のウイングバックは前に出られるイメージもあるし、チャンスが多いと思うので、積極的にゴールに絡みたいです」
湘南ではウイングバックでの出場が見込まれるが、右に鈴木雄斗、左に畑大雅がいる。実力あるライバルとの競争を勝ち抜き、先発の座を奪えるか。J屈指のスピードスターに注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
