<高校バスケ>世代ナンバーワンPG、東山高校・瀬川琉久の驚異の“体幹” ウインターカップでリベンジに向け独自の練習

写真拡大 (全10枚)

12月23日(月)より開幕する、「SoftBank ウインターカップ2024」(令和6年度 第77回全国⾼等学校バスケットボール選⼿権⼤会)。

同大会で大活躍が期待される“高校BIG3”の選手のひとり、東山高校(京都)の3年生・瀬川琉久(せがわ・りく)選手。

【映像】歯が一本の下駄を履いて片足立ち…!東山高校・瀬川琉久選手の独特すぎる練習

彼の得点力のカギ、そして、驚きの練習法とは?

12月15日(日)に放送された『バスケ☆FIVE〜日本バスケ応援宣言〜』(テレビ朝日)では、瀬川選手を特集した。

◆体育館で履いていたのは…下駄!

卓越したオフェンス力で、世代ナンバーワンのポイントガードとして注目される瀬川選手。

2年生エースとして臨んだ昨年のウインターカップでは、1試合で40得点を記録するなど印象的な大活躍をみせた。

その実力は、瀬川選手が「異次元の選手」と憧れるNBAプレイヤーの河村勇輝選手も高く評価している。

河村:「(瀬川選手は)ハンドリングがすごいですよね。高校生離れしているというか。Bリーグでもみられない“ハンドリング力”なんじゃないかなって思います」

そんな瀬川選手の得点力のカギは、ハンドリングだけではない。

朝7時前の京都・東山高校。

早朝の体育館でストレッチをする瀬川選手の傍らにあったのは、下駄だ。しかも、歯が一本の下駄。

瀬川選手は、この下駄を履いて器用に歩き始めた。

さらに、片足立ちまで難なくやってみせる。

これは一体、なんの練習なのか?

瀬川:「骨で立つイメージっていうか…。人間の体の軸ってここ(=かかと)に通ってるので、それを筋肉を使わずに、骨でまっすぐ立つ、バランスを整える、っていう練習。(体を)固めるんじゃなくて、ブレない体をつくるみたいな」

この“体幹の強さ”こそが、瀬川選手の得点力を生み出すもうひとつのカギ。

それが最も活かされるのが、得意とするミドルレンジからのジャンプショットだ。

東山高校の大澤徹也コーチが「止まってから跳ぶまでが速いというか…。コンマ何秒だと思うんですけど、跳んでる時間が長い」と分析する、瀬川選手のジャンプショット。

瀬川選手自身も「どんな体勢であっても、最後まで軸をぶらさずに跳ぶってことが自分の得意なところなので、そこがあるから自分のジャンプシュートは入るんだと思います」と話す。

さらに練習では、パイプ椅子にディフェンス用のマネキンを乗せ、およそ3メートルの壁を相手にシューティング。独自の練習によって自身の武器に磨きをかけている。

◆「ウインターカップの借りは、ウインターカップでしか返せない」

そんな瀬川選手には、どうしても雪辱を果たしたい舞台がある。ウインターカップだ。

昨年のウインターカップ準々決勝、強豪・福岡第一高校(福岡)との一戦。

瀬川選手は両チーム最多となる32得点の大活躍をみせ、東山高校は一時は18点のリードを奪っていた。

しかし、第4クォーターで一気に追い上げられると、残りおよそ30秒で3ポイントを決められ、逆転を許してしまう。

そして、3点差で迎えたラストプレー。瀬川選手にボールがきたが、放ったシュートは決まらず、ベスト8で敗退した。

瀬川選手は同試合を振り返り、「こんなに泣いたのは人生で初めて。この悔しさは絶対忘れることないと思う」と話す。

さらに、きたるウインターカップに向けて次のように意気込んだ。

瀬川:「ウインターカップの借りは、ウインターカップでしか返せないと思っている。インターハイ優勝しても全然満足してないですし、僕がずっと言い続けてきたのは、ウインターカップで日本一を獲ることなので、あの悔しい思いをしたからには二度といっしょの失敗は犯さないと思いますし、がんばりたいと思います」

今年の夏、インターハイで初優勝を成し遂げた東山高校。ウインターカップも制して二冠なるか。そして、瀬川選手はリベンジを果たせるか。注目だ。