珠海航空ショーで展示される中国軍の「殲10」戦闘機(2018年撮影)

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(台北中央社)国防部(国防省)は25日、同日午前7時以降、台湾周辺で中国の軍用機延べ22機を確認したと発表した。米バイデン政権が台湾に対し、主力戦闘機F16V向けの「赤外線捜索追尾システム」(IRST)の売却を承認したことへの対抗措置とみられる。

米国務省は23日、台湾への上記の武器売却案を承認したと発表した。売却額は最大5億米ドル(約730億円)。

同部のX(旧ツイッター)によれば、軍用機のうち延べ13機が台湾海峡の暗黙のラインである「中間線」を越えたり台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したりした他、艦船5隻が戦闘準備のための巡回を実施した。

同部は情報収集や警戒監視、偵察などの手段で中国軍の動きを把握していると強調。上空や海上を監視中だった軍用機や軍艦、沿岸防衛巡航ミサイルで対処したとしている。

国軍の発表によれば、飛来したのは「殲10」戦闘機、「殲16」戦闘機、「スホイ30」戦闘機、「轟6」爆撃機、「空警500」早期警戒管制機など。

(游凱翔/編集:荘麗玲)