ベンフィカ戦で先制ゴールを叩き込んだメッシ photo/Getty Images

写真拡大

パリ・サンジェルマンに移籍し、2年目となっているFWリオネル・メッシ。リーグ・アンでは現時点で5ゴール7アシストを記録し、首位に立つチームを牽引。先日はドリブル成功数が5大リーグでもっとも多いことも話題となった。

そんななか、米『ESPN』が注目したのはUEFAチャンピオンズリーグでのメッシのゴールだ。先日のベンフィカ戦は1-1でのドローとなったが、メッシはこの試合でも先制ゴールを記録。これで、CLの舞台でメッシは40の異なるチームからゴールを奪った最初の選手になったと、同メディアは偉業を讃えている。

他の選手を見ると、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドが38クラブを相手にゴールを決めており、やはりここでも最大のライバルとしてメッシに続いている。以下レアル・マドリードのカリム・ベンゼマが34クラブ、レアルなどで活躍し現在は引退しているラウール・ゴンサレスが33クラブと続く。他にもロベルト・レヴァンドフスキやズラタン・イブラヒモビッチなどそうそうたるメンバーが名を連ねるが、ロナウド所属のユナイテッドは今季CLに出場できておらず、ベンゼマやレヴァンドフスキがメッシの記録に追いつくにはやや遠い。記録がそう簡単に破られることはなさそうだ。

「メッシ被害」にあったクラブの被弾数の内訳を見ると、アーセナルが6試合で9ゴールをメッシによって叩き込まれており、最大のお得意様となっている。09-10シーズンの決勝トーナメントラウンド16・2ndレグでは1試合に4ゴールを記録したこともあり、アーセナルにとってはまさに悪夢の一夜だった。以下セルティックが6試合で8ゴール、ミランが8試合で8ゴールと記録は続いている。

パリでの初年度は新天地で苦戦していた印象だが、やはりメッシはメッシだったということか。35歳となった今でも驚きの記録を提供し続けており、このメガクラックはまだまだファンを驚かせてくれるに違いない。