大雨に見舞われた新北市烏來。11日に地元民が撮影。

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(台北中央社)中度台風(台湾基準)台風12号の周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で、北部・新北市の山地では局地的に大雨に見舞われた。中央気象局は12日、北部や北東部、中部の10県市に大雨・豪雨特報を出した。瞬間的な大雨や強風、土砂崩れ、落石、河川の増水に注意を呼び掛けている。

台風12号は12日午前11時現在、台北の東南東約290キロの海上にあって、時速8キロで北から北北西に進路を変えながら進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル。

気象局の劉宇其予報官によれば、台風12号は13日には台北の東北東の海上に移動し、同日夜以降速度を上げて台湾近海を離れる見込み。台湾の陸地が強風域に入る可能性は低いという。

各地に出されている特報は次の通り。豪雨特報(24時間雨量が200ミリ以上、または3時間雨量が100ミリ以上)=新北市、桃園市、新竹県、宜蘭県。大雨特報(24時間雨量が80ミリ以上、または1時間雨量が40ミリ以上)=基隆市、台北市、新竹市、苗栗県、台中市、南投県。

11日午前0時から12日正午までの各地の降水量は、多いところで新北市烏来区377.0ミリ、桃園市復興区286.0ミリ、宜蘭県大同郷234.0ミリなどとなっている。

(張雄風/編集:名切千絵)