「先に結婚できてよかった」女友達からの“マウント祝電”が怖すぎ…

 30代に突入すると、周りの結婚ラッシュからか、焦りを感じ始める女性も多いのではないでしょうか。結婚した友人のおめでたい報告に、素直に喜べないという声も耳にします。

 今回は、結婚報告をしたことで友人の恐ろしい本心を知ることになった、池田さゆり(29歳・仮名)さんの話を紹介します。

◆女友達が彼氏に5年以上片想いしていたことを知る

 池田さんは大学時代に今の夫と出会い、交際をスタートさせます。

「今の夫は大学時代の友人です。所属していたサークルが同じで、お付き合いをすることになりました。ですが、一つ気掛かりなことがあったんです。これがのちの大事件になるとは思っていませんでした……」

 大事件のきっかけとなる出来事について、池田さんが続けます。

「大学時代に同じクラスメイトだった友人のA(女性)が、彼と同じ高校に通っていたことがわかりました。彼とAは長年の友人関係で、彼は親友だと言っていました。私も大学で2人が話しているところを見ていて、仲のいい友達なのだと感じていました。

 ですが、ある日クラスメイトから風の噂で、Aは高校時代から彼に想いを寄せていることを知らされました。しかも、5年以上も片想いをしていたそうです」

◆交際していることを明かせずモヤモヤ…

 友達が自分の恋人を好きだったなんて、思いもしていなかった池田さん。簡単には交際していることを打ち明けられませんでした。

「よく3人で遊ぶこともあったので、彼からするとAのことは友達としか見ていないことはわかっていました。彼はAの気持ちには気づいていないようで、2人の今後の関係を崩したくない思いから、Aの片思いのことは誰にも言わないでいました。でも、会うたびに複雑な気持ちでいっぱいでしたね」

◆彼との婚約報告直後に、友人から結婚の知らせが

 そして、このタイミングで池田さんは彼と婚約をすることになります。

「大学を卒業したと同時に、彼からプロポーズされ婚約しました。本来ならば素直に喜びたかったのですが、Aが彼に好意を寄せていることを知って間もないタイミングだったので、今後どのように接していけばいいかと悩む日々でしたね」

 友人Aから片想いされていることを知らない彼は、近々結婚することを友人に報告します。

「結局、彼にはAの想いは伝えられませんでした。そして、彼はAに婚約報告のメッセージを入れてしまったんです。どんな反応が返ってくるのかと心配でしたが、意外にも祝福の返事が届いて、ホッと一安心しました」

 そして1週間後、まさかの事実を知ることとなります。

「婚約の報告をした1週間後、Aから連絡がありました。その内容は、結婚の知らせでした。私たちよりも先に結婚していたとは想像もしていなかったので驚きでした。同時に、Aが彼に片想いしていたことが単なる噂だったのだと確信し、安堵していました」

◆祝福されていると思いきや、恐ろしい事件が…

 胸を撫で下ろし、すべてが解決したと思っていた池田さん。入籍を済ませ、幸せオーラ全開で過ごしていました。しかし、思わぬ悪夢が2人を襲います。

「彼と結婚し、祝電がAから届いたんです。中身を開くと、そこには『こっちが先に結婚できてよかった』と書かれていました。明らかに私たちの結婚を喜んでいない内容で、ゾッとしました」

 そこで友人Aの本性があらわになります。

「Aと仲のいい知り合いに尋ねると、彼女は私たちの婚約の知らせを聞いた瞬間、婚活アプリで新しい男性と交際し、1週間で結婚したそうです。Aよりも彼と関わる期間の短い私が、彼と結婚したことをねたんだのだと思います。そこまでして結婚マウントを取られたのは、さすがに背筋が凍りました」

 その後、友人Aとは疎遠な関係に。池田さんはこれ以上何も起こらないことを願うのでした。
<文/Honoka Yamasaki イラスト/朝倉千夏>

【Honoka Yamasaki】
ライター、ダンサー、purple millennium運営。
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