初回に福田に右前打を打たれたロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】

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10日のオリックス戦、17日の日本ハム戦と17イニング連続で完全投球を続けていた

■オリックス ー ロッテ(24日・京セラドーム)

 ロッテの佐々木朗希投手の完全投球がついに止まった。24日に行われたオリックス戦で今季5度目の先発。初回「1番・中堅」で先発した福田周平外野手に初球を右前打とされ、10日のオリックス戦から続いていた完全投球は17イニングで途切れた。

 2試合連続で続けてきた佐々木朗の無双投球がついにストップした。オリックス戦の初回、福田に初球を右前に運ばれ、17イニング続いていた完全投球がストップ。走者を出したのは、3日の西武戦の8回に鈴木将平外野手に二塁打を浴びて以来だった。

続く西野は遊飛に打ち取ったものの、紅林に投手への内野安打を許し1死一、二塁。ここで吉田正に左前へ安打を運ばれた。二塁から本塁を突いた福田は好返球でアウトとなり、宗は一邪飛。3日西武戦の9回から続く連続無失点イニングは19となった。

 佐々木朗は10日のオリックス戦で28年ぶり、史上16人目の完全試合を達成。17日の日本ハム戦でも8回まで走者を1人も出さないパーフェクトピッチングを続けながら102球で降板し、2試合連続完全試合という偉業はならなかった。(Full-Count編集部)