2020年に登場したPlayStation 5(PS5)およびXbox Series Xという2つの次世代家庭用ゲーム機は、発売当初から転売が盛んに行われており、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う半導体不足も相まって世界的な品薄状態が続いています。この品薄状態に苦しんでいるのはゲーマーだけでなく、Microsoftも同様であることが明らかになりました。

Console Shortages Force Xbox To Use Dev Kits For Halo Tourney

https://kotaku.com/continued-xbox-shortages-force-microsoft-to-use-dev-kit-1848240181

新型コロナウイルスのパンデミックによる半導体の供給不足はさまざまな業界に波及しており、ソニーの最高財務責任者(CFO)である十時裕樹氏は2021年5月の時点で「供給不足は2022年になっても続く可能性がある」という見通しを明らかにしており、Microsoftのゲーム部門であるXboxのフィル・スペンサー代表も、2021年10月の時点でXbox Series Xの供給不足について「間違いなく今年の年末から来年(2022年)にかけても続くものだと思います」と発言しています。

PS5やXbox Series Xの供給不足は2022年まで続く - GIGAZINE



そんな中、Microsoftが2021年12月に発売したばかりの「Halo Infinite」の公式オフライン大会「HCS KICKOFF MAJOR RALEIGH 2021」が、2021年12月17日から19日までの3日間、アメリカのノースカロライナ州で開催されました。このHCS KICKOFF MAJOR RALEIGH 2021に出場したプレイヤーの一部は、Xbox Series XではなくXbox Series Xの開発キットを使ってHalo Infiniteをプレイしていたことが明らかになっています。

HCS KICKOFF MAJOR RALEIGH 2021はOpTic、G2、eUnited、Cloud9などのeスポーツチームに所属する選手も出場する大会で、大会賞金は25万ドル(約2800万円)です。HCS KICKOFF MAJOR RALEIGH 2021は、Halo Infiniteの発売元であるMicrosoftと開発元でありMicrosoft傘下の343 Industriesにより主催されています。



そんなHCS KICKOFF MAJOR RALEIGH 2021の開催を取り仕切るMicrosoftのeスポーツ部門で働くTahir Hasandjekic氏が、大会について「一部のプレイヤーはXbox Series Xの開発キットでプレイすることになります。これは機能的にはXbox Series Xと全くの同一であり、『小売』モードで動作するため(Xbox Series Xでプレイする場合と)全く同じ体験となるでしょう。ただし、外観だけはXbox Series Xと少し異なります。なぜこのようなことが起きたのかというと、世界的なサプライチェーンの不足によるところです」とツイートしています。



半導体不足の影響については企業によって予測がさまざまで、ソニーやMicrosoftは2022年まで影響が続くとしていますが、半導体大手のIntelやTSMCは「チップ不足が2023年まで続く可能性」を懸念しています。