ZSTでは、ガードポジションすら“反則”となる。止まることを許されないGT-Fを制するのは一体誰か?
ZSTのフェザー級グラップリングトーナメント第2回大会『GT-F2』の開催が目前に迫った。その名の通り、“G(グラップリング:組み技)”での闘いとなる為、当然、豪快なKOもなければ、派手なパウンドもない。だからといって、この『GT-F2』のルールは、そんじょそこらのグラップリング(組み技)とは訳が違う。

そもそも『GT-F2』に限らず、ZSTの主催する試合のルールにおいて、“あらゆる消極的戦い”は即反則となる。それは・・・
・手の探り合いを続ける。
・お見合い状態を続ける。
・相手の攻撃を待つばかりで、カウンター狙いに固執し自ら積極的に攻めない。
・亀になる行為を繰り返す。
・積極的にKOを狙いに行かない、また極めに行こうとしない。

など、様々。
ただ、これらは、近年の格闘技イベントにおいても、選手へアグレッシブなファイトを促進すべく、こういったルールを制定するところは多い。

しかし、ZSTにおいては上記の消極的行為のみならず、
・クリンチ・ホールディング。(ポジションに関わらず)
・攻撃時を除く、クローズド(クロス)ガード。

までもを禁止をしている。
その為、下になった方の選手が相手の胴を足でフックし、“ガードポジションの状態で一息つこう”なんてやろうものなら、レフェリーから即刻注意を受けてしまう。

要は“あらゆる消極的ファイト”を徹底的に排除しているが故に選手は“動きを止めることが許されない”ルール。『GT-F2』では、これらのルール下で、65kg以下の軽量級フェザー級選手が目にも留まらぬスピードでテクニカルなグラップリングファイトを行い、それは格闘技のバイオレンス性を排除し、競技性や試合の面白さを全面に押し出したZSTの真骨頂となる訳だ。どうですか?興味が湧いてきたでしょ?

ちなみに、所英男やレミギウス・モリガビュチュスらZSTファイターが、『HERO'S』や『K-1』といった大舞台でも、当たり前の様にアグレッシブでノンストップな闘いを繰り広げることでファンを魅了することが出来るのは、長年このルールで闘ってきた賜物。もちろん、最高の闘いを目指す彼らとて敗れることだってしばしば。

しかし、しかしだ。“動く”ということは、時として自ら“隙”を生み出すことでもある。ルールが許すのなら、試合の要所要所でガードを固めて動かない方が、負ける確立は減るだろう。だが、そんな試合を誰が見たいと思うだろうか。

今回開催される『GT-F2』では、このような過酷のルールの下で、ディフェンディングチャンピオンの所や、現役ブラジリアン柔術世界王者のシャーレス、修斗ランキング1位の今泉堅太郎、元修斗世界王者の大石真丈、寝技世界一決定戦・アブダビコンバットの常連バレット・ヨシダらが凌ぎを削るのだから、見逃せない。
負ったリスク以上に、勝利のカタルシスを得るため、GT-Fはノンストップで“動き”闘い続ける。

ZST『GT-F2』優勝予想アンケート!
5.27 ZST『GT-F2』 全対戦カード決定!


◆大会インフォメーション
日時:5月27日(土)開場16:30/開始17:30 
会場:ディファ有明
問合せ:ZST事務局03-5388-0808
チケット:VIP(15000円)/SRS(8000円)/S(6000円)/A(4000円)
※当日券は500円増