世界最大級の技術見本市・CES 2020に先駆け、ソニーはプレスカンファレンスを実施し、この中で「プレイステーション 5(PS5)」のロゴデザインを発表しました。

Sony reveals new PS5 logo, which looks familiar - Polygon

https://www.polygon.com/ps5/2020/1/7/21054766/sony-new-ps5-logo-holiday-2020-release

ソニーグループの中でゲーム関連事業に従事するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の、社長兼CEOを務めるジム・ライアン氏がPS5のロゴデザインを発表しました。



ソニーが初披露したPS5のロゴデザインは以下の通り。



PS5の新しいロゴデザインについて、海外ゲームメディアのPolygonは「誰もがロゴデザインについて冗談を言っています」と指摘。その理由は、黒背景に白色のテキストでロゴを形成しているという点だけでなく、ロゴに使用されているフォントの書体がPS4の頃から変化がないためです。



PS4からPS5へのロゴデザインの進化はそれほど大きなものではなかったことは一目瞭然ですが、ロゴを発表したライアンCEOは「新しいロゴを初めてお見せできることを嬉しく思います!」と、大々的に発表してしまったことが、インターネットユーザーの注目をさらに集める結果につながったのではと指摘されています。

「ソニーのリードグラフィックデザイナーは、こうやってPS5のロゴデザインを思いついたに違いない!」というツイートには、PS4のロゴの4を削除して同じ書体で5を入力する様子を収めた動画が添付されています。



「PS5のロゴフォントに我々はふさわしい」というツイートでは、PlayStation 3のロゴに使用されたフォントで「PlayStation 5」が表現されています。



「全く新しいPS5のロゴはすばらしい。(PS5のロゴがPS4のものと同じように見えるのは)年を取ったからに違いない」という皮肉に溢れるツイートや……



「PS5の新しいロゴなんて忘れて!私はソニーのデザインチームから、次の四世代分のPlayStationロゴの進化に関するアイデアをリークします」とツイートし、PS4からPS5へのロゴデザインの変化が今後も続くと、ロゴデザインはこんな風に変化するという予測画像を公開。



「PS5のロゴは革命的です」というツイートでは、PS5のロゴが「piss(小便)」に書き換えられています。



「ジム・ライアン氏は『新しいロゴを初めてお見せできることを嬉しく思います!』と語ったが……」と書かれたツイートでは、「何を期待されているのかわからない」というキャプションが付いた無表情の男性の画像が添付されており、PS5のロゴを見た多くユーザーの表情を代弁するかのようです。



さらに、PS2からPS5までのロゴ(PS3のロゴは新しいデザインのもの)をまとめて「PS5のロゴデザインの悪さを指摘する人がいますが、いつものことのように見える」というツイートも。



海外掲示板サイトのRedditでは、「PS5のロゴはこうやって作られたのでは?」ということを指摘するために、PS4のロゴをPS5のロゴに変身させるGIF画像が投稿されています。このGIF画像に対して、「フォントを紛失したけど新しい文字を追加する必要がある場合みたいだ」という指摘や、「逆にとても理にかなっており、フィットしており、完璧な修正だ(笑)」というコメント、「一貫性が重要だ」という書き込みもあれば、「Microsoftのゲーム機にこのレベルの一貫性があれば」とXboxに対する要望もありました。なお、GIF画像の中のPS5のロゴは実際のPS5のロゴとは微妙に異なります。

Sony Designing The PS5 Logo : gaming

海外では厳しめの評価が多いPS5のロゴですが、日本人ユーザーの中には歴代PlayStationのロゴをトレースして、「PS4以前と比べて角丸の雰囲気が変わったみたい」と微妙な変化を指摘する人も。



また、変える必要がないという意見や……



シンプルで良いという意見も。



日本ではなじみのあるデザインが好評のようで、海外とは正反対の反応がみられます。