父の日仕様ユニホームを着用し、出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

写真拡大

9回1死、打球速度151キロのピッチャー返しで出塁

■レイズ 6-5 エンゼルス(日本時間17日・タンパ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レイズ戦に「3番・DH」で5試合連続でスタメン出場し、今季12度目のマルチ安打をマークした。9回にはロケットのようなピッチャー返しを披露すると、エンゼルスOBは「オオタニが一貫していかに強烈な打球を打ち続けているのか」と脱帽している。

 敵地トロピカーナ・フィールドにどよめきがこだました。トラウトの左越え19号2ランで1点差に迫った9回1死、大谷が6番手右腕のカスティーヨの初球に衝撃の一振り。98.7マイル(約158.8キロ)のシンカーを捉えると、ロケットのようなライナーがカスティーヨを強襲した。打球速度94マイル(約151.2キロ)の強烈な打球だった。

 ロサンゼルスで中継しているテレビ番組「FOXスポーツ・ウエスト」のロハス氏は「ピッチャー返しです。オオタニ。三塁方向に跳ねましたが、内野安打です。オオタニ」とまくし立てた。

 すると、解説のメジャー通算132勝のエンゼルスOBマーク・グビザ氏は「オオタニが強烈な打球をいかに一貫して打ち続けているのか、皆さんご存知ないでしょう。今回はセンター方向に放ちました。カスティーヨのグラブと手首付近に当たりましたよ」と驚嘆するように語った。

 MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、大谷の今季の平均初速は93.8マイル(約151キロ)。メジャー12位の数値を叩き出している。しなやかなスイングから生まれる衝撃の打球も大谷の魅力。OBも感銘を受けていた。(Full-Count編集部)