“イケてるボディ”になれるちょっとした動作を、“パーソナルトレーナー・おぜきとしあき”がレクチャーする。今週の「組み合わせて行うと効率のいい腹筋トレーニング」は、椅子に座って数センチ動くだけだから超簡単!

Let’s トレーニング!

だらしのない格好で椅子に座ってちょっと動くだけで、シックスパックの上のほうに狙いを定めた腹筋運動ができてしまう。会社や自宅で、気が向いた時にトライする程度でOK。

1.椅子に浅く腰掛け、背中をまるめて背もたれに寄りかかる

2.背中をさらに丸めるイメージで腹筋に力を入れ、背中を背もたれから浮かす。連続5回を目指そう。

どこを鍛えるトレーニング?

「組み合わせて行うと効率のいい腹筋トレーニング」の1回目に続き、腹直筋の上部に効く。腹直筋の上部はシックスパックの中でも一番目立つあたりにある筋肉なので、この部分が鍛えられて盛り上がっていると腹筋全体が格好よく見える。ただし、腹直筋上部ピンポイントにしか効かないので、ほかの腹筋メニューと組み合わせて行うことを忘れずに。

おぜきとしあきのアドバイス!

腹直筋の上部に効くトレーニングは1回目でもお教えしましたが、実は、個人の姿勢や体型などによっては横になった姿勢では腹直筋上部が使われにくいことも。具体的には骨盤がやや前傾して、腰がそり気味の人が該当します。そこで提案するのが、今回の猫背のような姿勢で行う腹筋運動。腹直筋の上部に集中して効かせられるほか、この動作をマスターすると、ほかの腹筋運動でも腹直筋上部を使うことができるようになります。

浅く座っても背筋を伸ばしてしまうと効果が半減するので、猫背を意識しよう。また、足も開き過ぎないように注意(開かず、まっすぐなほうがいい)

顔は下に向けたままで、腹直筋の上部に力が入るようにして背もたれから上体を離そう。大きく前傾しなくても、効果はあるので安心して!

もっと効果を得たい時のワザ

椅子に腰掛けた体勢は同じだが、足のつま先を浮かせるだけでより腹筋に負荷がかかりやすくなる。

執筆:増谷茂樹


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