香川照之

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俳優の香川照之阿部寛が31日、NHK総合の連続ドラマ「スニッファー 嗅覚捜査官」の収録現場で、取材会を行った。

原作は、2013年にウクライナで制作され、世界的にヒットを飛ばした「THE SNIFFER」。すでに60か国以上が放映権を取得している状況があり、今回はNHKが、新たな事件や登場人物も加えて"日本版"としてリメイクさせた。

この国際的スケールの作品に、主人公・華岡信一郎の役に、阿部寛。そして、相棒の小向刑事に、香川照之がキャスティングされていた。

全8回の放送のうち、香川は「今、3作目までの台本ができているところです」と説明。「刑事とコンサルタントがコンビを組んで、事件がイッパイ起きている現場に向かい、犯人を捜していく刑事ドラマなのですが、極力、重い感じにしたくなかった」と語り始めた。

「僕は(仕事が)出来る刑事というより、出来ない刑事と思われたい。それは、可愛らしさがあるとか、チャーミングであったりもするから」

「阿部さんも、分厚い演技力と存在感があるにも関わらず、キャリアの中でコメディーを演じられて、3枚目のセンスも手中にされた。僕は(阿部の主演映画)テルマエ・ロマエが大好きです」

香川は「ウクライナの原作は、各国でリメイクされている。この日本版は、どの国にも負けない」と自信をもって、作品をアピールした。

「二人が真面目にやればやるほど、笑える」。それは「笑わせると言うより、笑われているからだ」と見どころについてガイドしていた。

作品「スニッファー 嗅覚捜査官」の放送は、NHK総合の土曜ドラマにて、10月22日にスタートする。

▼ (左から)阿部寛香川照之



▼ ドラマの収録現場が公開された